脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブルーベリーの森あづみの(幸せフルーツ工房)では、ブルーベリーを中心に、いろいろなフルーツをオーガニックな環境で育てています。
うまくいったものもあれば、失敗したものも、あります。
特にブドウやグミやマルベリーなどは農薬も肥料もやっていませんが、非常によく育っています。
それらの果樹の剪定をしました。
いろいろな果樹の剪定
マルベリー
マルベリー(桑)です。
品種名はわかりませんが、2020年に植えて4年目です。
植えたときは、15cmくらいの小さな苗で、野菜かと思うくらいのサイズでした。
1年で2m以上伸びて、その年にすでに実がなりました。
昨年はびっくりするくらい豊作で、枝が垂れ下がって地面につくほどでした。
品種はわかりませんが、大粒で、一粒4g以上ある食べ応えのあるマルベリーです。
昨年まではあまり剪定していなくて、内側に枝が混みすぎて収穫しにくかったため、内側をすっきりさせ、主枝を整理しました。
株立ちし、立枝にも実が良くつくので、強い枝を残すブルーベリーみたいな剪定にしています。
一回り大きなブルーベリーみたいなイメージで剪定しました。
グミ
グミは、ビックリグミ(ダイオウグミ)とアキグミがあります。
両方とも2020年に植えたので、4年目です。
ビックリグミは2年目から収穫することができました。
アキグミは何故かまだ収穫ができていませんので、今年に期待です。
5本程度の主幹を残して、切り上げ剪定気味にしています。
生食でも美味しいですが、ジャムなどにすると濃厚で、ヨーグルトによくあいます。
プルーン
プルーンはまだ収穫ができていませんが、けっこう大きくなりました。
今年あたり,収穫できそうな感じがします。
最初の頃、全然剪定していないくて、樹形が乱れ気味ですので、少しずつ整えています。
エルダー(エルダーフラワー)
エルダーは西洋ニワトコともいいます。
ブルーベリーのようにブッシュ状に株立ちする低木です。
花はハーブティーやコーディアルなどに利用でき、アレルギーを抑える効果があるので、花粉症の時期などは重宝します。
ハーブ名としてはよく、「エルダーフラワー」と呼ばれます。
枝は長くしなるように、やや這うような感じで伸びます。
これも9cmポットの小さな苗でしたが、3年くらいでこんなに大きくなりました。
下の方が枝が混んできたので、剪定で、少し間引きました。
ちなみに、ハリーポッターの「ニワトコの杖」は、この西洋ニワトコの枝からつくられています。
いろいろなフルーツの挿し木
剪定した枝は、挿し木をしています。
本当はもう少し、休眠が深い時期の挿し穂の方が良いように思いますが、
保管しておく場所がないので、剪定して、一晩水揚げしてから、翌日挿し木しています。
ブルーベリーの花芽も膨らみます
ブルーベリーの花芽のふくらみも大きくなってきました。
あまり花が早いのも、遅霜が心配なのですが、花が咲く時期は少しほっこりします。
今日も「食べられる森」をつくっています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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