脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
幸せフルーツ工房(ブルーベリーの森あづみの)では、
今年から、念願のオーガニックローズ(ハマナス)園づくりを始めております。
ひと月ほど前の作業ですが、少し振り返りながら紹介したいと思います。
ハマナスとはどんなバラ?
(↑2年前から試験的に栽培していたハマナス。けっこう大きくなりました。)
「ハマナス」と聞いて、バラをイメージする方はあまりいないかもしれません。
もともとは北日本の沿岸部に自生する、在来のバラです。
ハマナシがなまってハマナスになったそうです。
1867年以前の品種は「オールドローズ」。
それより後の品種を「モダンローズ」と区分していますが、
ハマナスはオールドローズに分類されることもありますが、どちらこというと原種。
「ワイルドローズ」です。
花は比較的大きく、香り豊かで、秋に熟す実は「ローズヒップ」にもなります。
円形のガーデンをつくる
ローズ園は、「円形」にすることにしました。
パーマカルチャーで用いられる手法の「マンダラガーデン」を参考にしました。
パーマカルチャーでは円形は、作業性が良くや自然のエネルギーを呼び込みやすいとされています。
最初に、中心を決めて、コンパスのように巻き尺で位置を決めていきました。
仮植えしてあったハマナス100本程を植えつけて、木材チップのマルチングをしていきながら、円の植床を形作っていきました。
植え方は、以前、講習会に参加した「道法スタイル」の植え方を参考にしています。
(↑仮植えから掘り出したハマナス。白っぽい細根が出てきている)
(↑スコップを差し込んで、溝のような穴を作り、苗を入れます。)
(↑よく踏み固めます)
(↑木材チップのマルチングをして完了)
実際に円形にガーデンを作ってみると、
草刈りがラクなことにきがつきました。
通路幅はもともと乗用草刈り機の刈幅も考慮してきめていたましたが、切り返しが楽なんです。
乗用の草刈り機はハンドル操作なので、円のようにぐるぐるまわる動きが得意なので、直線で切り返すよりも、簡単に通路の草が刈れました。
また、それ以外の作業も、動線が円になることから、体の負担が小さいような気がします。
考えてみれば、自然界には直線のものは少ないかもしれません。。
バラ(ハマナス)を中心に、ハーブ園も楽しみながら形作っていきたいと思います。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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