脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
「道法スタイル農業講座 in 安曇野」に参加してきました。
「道法スタイル農業講座 in 安曇野」に参加してきました
「道法スタイル農業講座 in 安曇野」に参加してきました。
「道法スタイル」とは、道法正徳さんという方が、提唱している植物ホルモンを活かした栽培技術です。
植物ホルモンとは、植物体内で生成される物質であり、植物の茎や根が生長する、花が咲く、実がなる・熟すなど植物のあらゆる「動き」を調節している物質です。
高校の生物の授業や大学でも勉強した記憶があります。
様々な種類があり、代表的なものは以下のとおりです。
それぞれの働きは、濃度によっても異なり、一定の濃度を超えると、逆にその働きを抑えたり、車でいうアクセルとブレーキの両方の役割を果たします。
(代表的な植物ホルモン)
(植物ホルモンの例)
7年前に、まだ自分で農業を始める前が、長野県の小布施町で開催した時に参加したことがあります。
その頃は、農業法人でブルーベリーの剪定を少し覚えた後くらいでしたので、あまり、実践経験が無い中、理解ができない部分が多かったように記憶しています。
しかし、今回は、実際に経験してきたことや、自身の課題をもって、勉強できたので、前回よりかなり、頭に入ったように思います。
ブルーベリーに関しては、もともと、立枝を活かす管理が一般的なので、道法スタイルでも、私が普段やっていることと、極端な違いはないと思いました。
しかし、植物ホルモンをベースに考えると、自分の中で方針が整理されるため、迷ったときにも、非常にありがたいと思いました。
栽培技術には様々なものがありますが、自分の圃場条件や実践の中に落とし込んで、初めて自分の技術になり得るので、「自己適用」が大切になると思います。
ブドウやプルーン、ヘーゼルナッツ、グミ、マルベリーなども育てているため、他の果樹にも活かしていきたいと思います。
これまで、自分のビジネスや栽培を確立するために、とにかく必死だったため、正直、自分のお客さん以外の農業関係の人たちとの接点がほとんど無かったように思います。
しかし、何故か、ここ最近は、県内外の栽培者と交流が盛んになったり、マルシェや講習会などにも、よく参加するようになりました。
新規就農7年目。やっとある程度、外へも意識が行くようになってきたのかもしれません。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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