脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
最近は、剪定作業をしていることが多いです。
少し前に、菜種油かすを散布しました。
ふと気が付くと菜種油かすが白っぽくなっていることに気が付きました。
菜種油かすが白く変色
白いものの正体はカビ
菜種油かすの表面に見られる白っぽいものの正体は油かすを分解しているカビ(糸状菌)のようです。
米ぬかにも、同様の現象がみられる場合があります。
細菌類も分解するのだと思いますが、まずは大型の糸状菌が活動するみたいです。
最近は、あまり使っていなかったですが、野菜づくりでぼかし肥を作っていたときも、表面に白いカビができた頃に完成でした。
材料は、米ぬか、もみ殻、油かす、畑の土(を濾した泥水)です。
今まで、油かすがあまり白っぽくなっていることに気が付きませんでした。
雨が降ったり、比較的暖かいのも関係しているかもしれません。
有機肥料というのは、簡単に言ってしまえば、微生物(菌類、細菌類等)のエサを与えています。
化学肥料とは異なり、そのままでは植物が吸収できませんが、菌類や細菌類などの微生物が分解していく過程で、植物にも吸収されていきます。
有機物であれば、基本的に同様のプロセスで分解されていきますが、特に肥効を目的としているものが一般的に有機肥料と呼ばれます。
ほかにも糸状菌
雨のあとなどは、園内でのカビとかキノコの仲間の糸状菌が目立ちます。
イネ科の刈草や木材チップ、剪定枝が分解された跡などに多く見られます。
白っぽい菌糸の塊を「はんぺん」と呼ぶ場合がありますが、雨上がりは、いたるところに「はんぺん」が見られます。
いろいろな生き物が分解していくようで、なかなかおもしろいです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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