脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
ブルーベリーの施肥を2024バージョンで書いてみました。
菜種油かすをブルーベリーへ施肥する
ブルーベリーの森あづみのでは、千葉県木更津市の江澤貞雄さんが提唱している「江澤式栽培法」通称「ど根性栽培」に取り組んでいます。
※ど根性栽培についてはエザワフルーツランド公式WEBサイトや過去記事などをご覧ください。
「ど根性栽培」では、年一回、菜種油かすを、秋から冬に施肥します。
特に、ど根性栽培で特有というわけではないかもしれませんが、
秋から冬の時期に有機肥料の施肥をして、徐々に分解させながら、春以降に吸収されるようにという流れです。
私は、施肥を晩秋にやることが多かったのですが、最近冬が暖かいので、早く分解されないか心配で、今年から、ちょっと遅らせています。
まずは菜種油かすを計量
施肥をするときは、江澤さんに教わったとおり、お椀(100均で購入)を使っています。
お椀1杯は、菜種油かすが180gとなります。
製品や水分量などによってもかわるので、念のため、毎年確かめています。
黒いマジックの跡が、昨年ひいた180gのラインです。
だいたい大丈夫そうです。
半分(90g)のラインも問題なさそうです。
国産の菜種(遺伝子組み換えではない)の油かすで、圧搾抽出したものを使っています。
輸入品の溶液抽出のものと比較して、臭いがあまりしない気がします。
圧搾抽出の方が、脂肪分が多いため、分解が遅いらしいのですが、もともとゆっくり効かせたいので、ちょうどいいかもしれません。
今年のブルーベリーの施肥量の目安
成長の状況などにより、目安量を変えています。
育成中の放牧は、お椀1杯(約180g)を目安にしています。
今年収穫できそうなサイズに達したものは、お椀1.5杯(約270g)を目安にしています。
今年から収穫できそうで、且つ、成長がいいものはお椀2杯分(約360g)を目安にしています。
成木に達しようとしているサイズのものは、お椀3杯分(約540g)を目安にしています。
昨年は、メインに栽培している圃場での施肥はやっていませんでしたが、成長や収量等には問題なさそうでした。
もう少し比較をしたかったため、肥料もやりつつ検討しています。
と言っても、長野県などの、標準施肥量と比較しても、その1/3~1/2程度と、少肥となっています。
樹冠(葉っぱのついているところ)の外縁部の下付近を中心に円を描くように撒いていきます。
木材チップは、基本的にどけてから施肥します。
木材チップが、少なくなっている場合や草と一体化している場合などは、そのまま散布しています。
本日の最高気温マイナス1℃?!
冷蔵庫より寒い日でした
ちょっと吹雪いてきました。
どうも寒いと思ったら、今日は氷点下より上がらない日でした。
最高気温はマイナス1℃のようです。
一輪車のタイヤの外側に、一回り大きい、雪のタイヤができていました。
圧雪が凍ったみたいです。
今日は施肥初日でしたが4割くらいできました。
成木が増えてきたので、ペースが落ちましたが、だいたいあと、2~3日くらいで施肥は終わりそうです。
その頃には、剪定の適期となっていくので、またブルーベリー剪定の再開です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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