脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
幸せフルーツ工房(ブルーベリーの森あづみの)は、オーガニックな環境で、
さまざまな木の実や作物を楽しんでいただくサービスをやっております。
いまのところ、8月から9月の「ブルーベリー狩り」(もちろん無農薬です。)がメインですが、少しずつサービスの種類を増やしていっております。
今年は5月から「カモミール収穫体験」を始めました。
秋には「さつまいも収穫体験」をやってみようと考えております。
ブルーベリーの摘み取り体験(ブルーベリー狩り)をどういうものにしたいか考えていたときに、
「子どもが飽きないしくみ」をつくろうと思いました。
自分の子育ての経験から、子どもが飽きると、ゆっくりできないということが多かったためです。
今回は、ブルーベリーの森あづみので、工夫している「子どもが飽きないしくみ」について書いてみました。
子どもが飽きないなら親はゆっくりできる
子どもたちは、本当に「今」を生きているので、飽きてしまうと次のことをやりたかったり、家に帰りたくなってしまいます。
そのため、まだゆっくりしたいのに・・・子どもが飽きたから、帰らなければ・・・という経験がけっこうありました。
ある程度は我慢してくれますが、やはりちょっと悪い気がして、結局ゆっくりできません。
フルーツ狩りにいったときは、おなか一杯になると秒で飽きます(笑)。
食べ放題で、まだゆっくり食べたいのに~ということもしばしば・・・
そこで、おなかが一杯になっても、子どもが飽きないで、親はゆっくりできるしくみをつくろうと思いました。
子どもが飽きないなら、小さなお子さんを連れたお客様もゆっくりできるのです。
自然が遊んでくれるから、飽きない
作り込み過ぎない「自然物の遊び場」
ブルーベリーの森あづみのでは、自然物を使った遊び場があります。
遊び場といっても、遊具というよりはシンプルに「遊ぶ場」です。
(↑ヤナギとインゲンの「緑のトンネル」)
しかし、不思議なことに、遊び方が限定されない方が、子どもたちは飽きないんです。
枝一つでも、石一つでも、創造性で遊ぶから飽きない。
(↑地元の間伐材を使った遊び場)
これは、子どもたちと一緒に計6年間過ごした森の幼稚園で学んだことでした。
あえて作り込まないから、いろいろな遊びができるんです。
もともと子どもたちは「遊びの天才」だからです。
オーガニックな環境で生きる虫や草花
ブルーベリーの森あづみのでは無農薬でブルーベリーを育てているため、多くの生き物が住んでいます。
季節により、カエルやバッタやチョウ、トンボ、コガネムシなどなど・・・カブトムシがいることもあります。
下草も多様性があり、小さなお花で遊ぶこともできます。
とんぼとりに夢中になる子もいました。
コロナウイルスの影響で、自宅にこもりがちになり、少し心配だったけど、こども虫たちを夢中で追いかける姿をみて安心したというお客様もいました。
まとめ
この畑には、にはもともと豊かな自然あり、生き物もいる、子どもたちは遊びの天才なのかだら、
きっかけをつくるだけでいいと考えました。
特別に大規模な遊具を作ったわけでもなく、どちらかというと、もともと遊べる環境をどのように活かすかということを大切にしています。
子どもたちは、ブルーベリーやいろいろな木の実を楽しんだ後は、自然の中で遊ぶことができ、
それをお父さん、お母さんは、眺めながらゆっくりすごす、
一緒に遊んでもOK☆
そいう場所がつくりたくて、少しずつ実現してきたのが嬉しいです。
「親子でゆっくりすごせる農園」をぜひ、お楽しみください。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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