脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました。かんざきたつや、36歳です。
現在は、農業法人を退職し、独立起業の準備をしており、子どもたちの笑顔あふれる、「やすらぎと思い出づくりをお手伝いするブルーベリー農園」を創るべく、日々まい進しております。
脱サラ(脱公務員)の経緯や、農業、そしてブルーベリー観光農園を志した経緯、やりたい農園のコンセプトなどについては、以下の過去記事をご覧ください。
起業のため、某農業法人を退職し、現在は、ブルーベリー観光の開園準備を本格的に始めており、長野県安曇野市で農地を探しています。
ご協力頂いている皆さま、本当にありがとうございます。
こうご期待☆
私は、農園の企画にあたり、参考とするため、気になった観光施設やお店に、時々出没します。
結構遠くても行ってしまいます。
すでに、成功している人から学ぶ、最近大事にしていることです。
今回は、近い場所ですが、長野県小布施町にある「小布施牧場」に行ってみました。
今回は、そのことについて書きたいと思います。
1.小布施牧場とは
長野県小布施町は、長野県北部に位置し、栗の産地として有名です。栗のほか、りんごなどの生産が盛んです。
非常に小さな町ですが、江戸時代には、将軍に栗を献上するための天領(徳川家直轄の領地)だったそうです。
古い町並みが人気の長野県でも有数の観光スポットであり、リピーターも多いです。
小布施牧場は、2018年にその小布施町に開業し、コクのあるミルクを生み出すことで世界的にも有名なジャージー牛の新鮮なミルクを使って、ジェラートとチーズを作っているそうです。
日本の乳牛はホルスタリン種がほとんどで、日本ではジャージー牛は1%にも満たない希少種です。
イギリス王室専用のミルクを作るために、イギリスのジャージー島で長年にわたり他の品種から隔離されて改良され、乳牛の中では最も濃厚な牛乳を生み出す独自の品種となったそうです。
創業者の夫婦とそのお兄さん夫婦で創業し、(お会いした感じだと私と同世代のように見受けられました。)
飼料の100%を地元でとれたトウモロコシや大豆などでまかなうことを目指しているそうです。
地元で採取された善玉菌(乳酸菌、酵母菌、納豆菌など)を牛にたべさせたりすることでいい香りのする牛舎をめざし、運営しています。
その善玉菌資材を生産していたのは、農業の勉強会で知り合った、小布施の農家の方だったので、驚きました。
ちなみに、明後日、会う予定です。世間は狭いものです。
2.理念に共感!楽農とは・・・
小布施牧場は、里山における小規模、放牧型、地域循環型の高品質の6次産業(農産物の加工生産販売までを担う産業形態)をめざしており、日本のあるべき酪農の一つのモデルを創り出すことを理念としているそうです。
とくに、スタッフみんながこの使命を果たすためにやる気に満ちて幸せに働くことを通じて「関わる人たちみんながハッピーになる末広がりの年輪経営を続ける」という部分は、私が目指しているものと重なる部分が大きく、非常に共感しました。
酪農を「楽農」にする。いい言葉ですね!
3.ジャージー牛半端ないって!
ジェラートと、カフェオレ、ホットミルクを頂きました。
ジェラートは非常にコクがあり濃厚です。
カフェオレも、普通なら、あまり目立たないミルクの部分の主張がしっかりしており、まろやかな味わいです。
ホットミルクも、濃厚さがすさまじく、しかし、まったく臭みのないびっくりな味です。
以前、神奈川県の湘南で、養豚業を営む「みやじ豚」で有名な㈱みやじ豚の宮治勇輔氏のお話を聞きにいったことがありましたが、その際においしい豚を決定づける要因として
「品種」「エサ」「環境」をあげていました。
みやじ豚は、品種は一般的な三元豚ですが、エサと環境にこだわり、ストレスフリーで健康な高品質の豚を育てています。
(詳しくは過去記事をご覧ください。)
ここでも、「品種」「エサ」「環境」すべてにこだわり、高品質なものが生み出されていました。
冬だったので、牛は放牧していませんでしたが、夏には牛をみながら、ジェラートなどを楽しめるそうです。
その他店舗は、木を基調にしたおしゃれな建物で、過ごしやすいように随所随所に工夫されていました。
(おしゃれなカウンター、ジェラートは数種類あります。)
(木彫りのリスがかわいい)
モッツアレラチーズもおいしそうだったので、友人と自宅用に買いました。
酪農体験もやっており、また来てみたいと思いました。
農園の運営の参考としていきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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