脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
2023年度の剪定作業は、95%ほどが終了してきました。
明日から、剪定適期をはずれるため、一旦休止します。
一段落したので、ここまでのデータから、ブルーベリーの樹1本あたりのにかかる剪定時間をまとめてみました。
ブルーベリーの剪定にかかる時間(2023年度)
ブルーベリーの剪定かかる時間の途中経過です。
あくまで、うちの農園での私の例ですが、以下の条件となります。
(前提条件)
- ラビットアイ系ブルーベリー植え付け5年目の冬(7年生の冬)
- ど根性栽培※
- ブルーベリーの栽培経験7年目の人(私です)
- 冬期の剪定(主に間引き剪定による枝整理が中心、花芽調整なし)
- 観光農園を想定した剪定
ここまでの、剪定作業時間の数値を集計すると、およそ95%ほど終了した段階で、
12.7±3.1(分/本)となりました。
およそ30%が終了した時点では、14.7±2.8(分/本)でしたので、バラツキは同じくらいでしたが、効率の平均値が2分ほど減っています。
序盤に比べて、だんだんと、作業に慣れてくるため、効率化したものと考えらえます。
もちろん、樹の成長や品種によって、効率は変わってきますが、その誤差の幅は±3分程度でした。
ブルーベリー1株あたり、およそ10分~16分。
だいたい13分(分/本)くらいを目安ということになります。
ちなみに、前年実績では、9.4±0.88(分/本)でした。
ブルーベリーが成長してくれたことは、剪定しながら感じていましたが、それは剪定時間から読み取れます。
だんだん大変にはなってはいくものの、嬉しいです。
以前働いていた、農業法人では、作業をけっこう急がされ、成木でも6、7分しか時間をかけることができませんでした。
今は、特に急いでいるわけでもなく、自分のペースで必要だと思うことに時間をかけられるのが、本当に幸せだと感じています。
※ど根性栽培については、過去記事などをご覧ください↓
2024年のブルーベリーの収量予測は?
私は、剪定をしながら、1本1本のおおよその花芽を数えており、それをもとに収量予測をしています。
まだ、集客や販売の計画をたてるためです。
これまでの、実績データをもとに、受粉率、天候や落果実等によるロス率なども独自に補正して計算しています。
2024年の収量予測では、昨年実績の1.7倍くらいの収量になりそうです。
昨年より、2倍近くのブルーベリーを提供できそうで、楽しみです。
剪定は適期をはずれるため、しばらく休止
剪定は明日から、適期をはずれるため、しばらく休止します。
あと残っているのは、ハイブッシュ系品種の一部と、YouTube動画撮影用とセミナー用に残したラビットアイ系品種の一部だけで、ほぼ完了しました。
完了しても、念のためもう一周、全てのブルーベリーを見て点検をする予定です。
ここ2日ほど天気が良く、雪もだんだん解けて、きました。
北アルプスもよく見えます。
剪定は2月下旬にまた再開する予定です。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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