脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
剪定をしていく中で、樹種ごとにもかなり個性があります。
あくまで、うちのブルーベリー農園で、私の場合の事例ではありますが、
これまで、品種ごとに、気が付いたことや、自分なりに気を付けているポイントがあるため、ちょっとずつ紹介できたらと思います。
今回は「ブライトウェル」です。
ブライトウェルの樹形と剪定のポイント
ブライトウェルの樹形は、「直立」と本などに書かれていることが多いです。
しかし実際、には直立する「直立性」と、開き気味になる「開帳性」の中間のような形のような気がします。
しかし、中間性の「モンゴメリー」などと枝の特徴がやや異なるように思います。
モンゴメリーの場合は、若い枝の最初の頃は、どちらかといえば、直立気味に枝が伸びてきます。
モンゴメリーの枝は比較的軟らかいため、ある程度の長さに達したり、実がついたりすると、結果的に広がり、中間形になっていくというように見えます。
ブライトウェルの場合は、中間性に近い樹形でも、初めから、やや斜めの程よい角度で伸びていきます。
栄養成長(身体を大きくする成長)と生殖成長(実をつける成長)のバランスがよくなり、強い枝が伸びつつ、花芽もバランスがよく着くように思います。
樹形を形作る要因として、
「もともと枝が伸びやすい方向」と「枝の軟らかさ」という2つの要素があるように思います。
ブライトウェルは、枝は固いですが、もともとナナメに伸びやすいタイプです。
余分な小枝がつきにくく、枝ごとの優劣がはっきりしたメリハリのある樹形のため、剪定作業の効率がよく、剪定はラクだと感じています。
「剪定のポイント」という記事タイトルですが、ブライトウェルに関しては、「教科書どおり」のオーソドックスな剪定でほぼ問題なく、特に注意するポイントは、ないように思います。
豊産生ですが、実がなったところの下から、必ず強い枝が伸びるので、樹勢の強さがうかがえます。
雪の中の剪定で大切な「サングラス」
雪の中での剪定は、特に天気がいいと眩しいので、「サングラス」が必須です。
眩しいと目が疲れるからです。
剪定作業は「見る」ことが多いせいか、私は、手足よりも目が疲れると感じていますが、私だけでしょうか。
私が使っているのは、メガネの上からかけられるタイプなので、普段メガネをかけている方でもOKです。
暖かな日でしたが、まだまだ、10cm以上は雪が残っていますので、明日も雪の中の剪定だと思われます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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