脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz))です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
私は一男一女の子育てパパでもあります。
私の子どもは、「野外保育」の幼稚園に行っています。
長男は卒園して小学生ですが、長女は今も通っています。
「森の幼稚園」に子ども二人で約5年、一緒に通い、自分のやりたいことのヒントをもらえたと思っています。
今回は「森の幼稚園で学んだこと」そして「ブルーベリーの森あづみの」につながったことについて書いてみました。
「野外保育」や自然の中の子育てに興味のある方にも参考になればうれしいです。
ちなみに、数年前にFM長野の「welcome!」というラジオ番組に出演したことがあります(vol49,2016年3月6日)。
特殊な幼稚園?・・・違います!
フィールドが野外なだけで先生はプロです
子どもが野外保育の幼稚園に通っているというと、「変わった人」と思われることも多く、逆にビックリしています。
フィールドが主に屋外なだけであり、保護者も先生たちも「特殊な人」ではありません(笑)
先生は野外活動にも精通したプロの保育士や幼稚園教諭です。
野外なメインなことから、むしろ安全面にはかなり気を使っていると思います。
親がやることが多いわけではない
これは幼稚園などにもよりますが、私の子どもが通った2つの幼稚園(引っ越したため、2か所目)では、一般的な幼稚園に比べて、行事や親の仕事が多いわけではありませんでした。
費用が高いわけではない
「そいうとこって、高いんでしょ~」これもよく言われます。
幼稚園にもよると思いますが、認可幼稚園であれば、基本的にかわりません。
認可外でも、保育料無償化の対象になっている場合は、一般的な幼稚園と変わらないことが多いと思います。
長野県では、「信州やまほいく」に認定されていれば、無償化の対象になります。
子どもたちの本来もつ創造性に驚く
どんな場所でもどんな物でも遊ぶ子どもたち
森の中では、いわゆる玩具はありまえせん。
そのかわりに落ち葉や枝、枯れ木など自然のものがたくさんあります。
子どもたちは、創造性を働かせて、たくましく遊ぶんです。
斜面を登ったりおりたり、体力もばっちりついてきます。
見たて遊びが育てるコミュニケーション力
よくある誤解に、自然とばかり触れて、小学校に上がって、他の友達とコミュニケーションがとれるか心配・・・・ということを聞くことがあります。
私も親に同じことを言われました。
しかし、それは完全に誤解であり、形の無いもので、〇〇ごっことか、何かに見たてて遊ぶために、子どもたちは、
「これは〇〇っていうことね!」
「いいよ!」
・・・とか、共通認識を創りながら、遊んでいるのを目にします。
むしろ、野外ではコミュニケーションが求められる環境なため、その力が育つんです。
これは、研究結果としても、実証されているようです。
また、学年ごとではなく、「縦割り保育」が基本になっていることが多く、大きい子が小さい子を手助けして、手助けしてもらった子は大きくなったら、小さい子の手助けをすることが自然と身に付きます。
自然を感じるフィールドを作りたい
話は、少し、ブルーベリー農園に戻ります。
ブルーベリーを中心とした旬の果物、作物を、味わう。
そして、自然のフィールドを味わう。
無農薬でなるべく野草も活かし、昆虫もたくさんいます。
変化のある自然物は、飽きることなく、創造性をかきたてられます。
野外保育の経験から、そういう場所を作りたいと思うようになりました。
まとめ
振り返ってみると、正直、子どものためというよりは自分が楽しかったんです。
大きくなっても、昔は子どもだったんです。基本変わっていません(笑)
美味しいものを食べ、自然を観察しながら遊ぶ、ゆっくりする。
オトナも子どもも・・・
私もそういう場所が大好きですし、おんなじように思ってくれる皆さまと楽しくすごしたいです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうとざいました。
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