脱サラした元地方公務員、現在はブルーベリーをメインに果樹や野菜の栽培と作物エンターテイメントを仕事にしています。神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz))です。
農園は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブルーベリーの森あづみのでは、ブドウを少し栽培しています。
人気のシャインマスカット・・・ではなく「ナイヤガラ」という、今ではややマイナーな品種です。
現在ではワイン用になることが多く、生食ではほとんど出回っていません。
独特の香りと、甘味があり、病気にも強いですが、実が柔らかく、流通に不向きなためです。
実は私が子どもの頃はよく食べていた懐かしいブドウなのですが、産地の近くに住んでいたため、例外的に多く流通していたようです。
どうせなら、ここでしか食べられないものを作ろうという思いと、無農薬で育ててみたいと思いから・・・ナイヤガラの無農薬栽培にチャレンジしています。
この記事では、ブドウ棚作りの様子について書いてみました。
ブドウ棚&レストスペースです。
ブドウは夏に葉がかなり茂るため、ちょうど良い日陰ができます。
そのため、木陰レストスペースとしても計画しています。
ブドウ棚は2か所、そのほかにアケビ棚を1か所計画しています。
(↑イメージ図。息子作です)
基礎づくり
単管パイプでメインの構造を作り、メインの部分意外は竹の利用を考えています。
既製品のコンクリート基礎と、前々作のときに使われていたコンクリートの基礎廃材を利用します。
基礎の施工手順
幅40cm深さ30cmほどの穴をほります。
土の床付面を落ち着かせるため、「たこ」を使って、つき固めます。
基礎が沈まないように石を投入します。石は農園にあったものです。
砂利を入れて、石の隙間を埋めます。砂利は近くの河原から採取しました。
砂を入れてます。砂は基礎が水平に設置できるよう調節するためなので、薄くても大丈夫です。一般的にはモルタル(セメント&砂)を使うことが多いですが、直下に作物があり、地下水の汚染を防ぐため、今回はセメントは使用しませんでした。
最後に全体を突き固めます。
基礎が水平になるように砂で調節しながら設置します。棚全体の水平はパイプの高さで調節します。
次回は、パイプの組み立てです。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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