脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました。かんざきたつや、36歳です。
現在は、農業法人を退職し、独立起業の準備をしており、子どもたちの笑顔あふれる、「たくさんのひとたちの思い出づくりをお手伝いするブルーベリー農園」を創るべく、日々まい進しております。
脱サラ(脱公務員)の経緯や、農業、そしてブルーベリー観光農園を志した経緯、やりたい農園のコンセプトなどについては、以下の過去記事をご覧ください。
起業のため、某農業法人を退職し、現在は、ブルーベリー観光の開園準備を本格的に始めており、長野県安曇野市で農地を探しています。
ご協力頂いている皆さま、本当にありがとうございます。
こうご期待☆
自分で大好きな農業を仕事するための道へ踏み出したわけですが、
当然ですが、その過程で様々な「決断」が必要になることがあります。
農業をする場所であったり、農法の選択、品種の選択
どこにどういう施設をたてて、どういうサービスを提供するか など
原理原則やセオリーといったものはもちろん存在すると思いますし、経験者やメンターの方からアドバイスを頂くことも重要だと思います。
しかし、意外と盲点だったのが「自分の気持ち」にしっかりと気づくことでした。
理詰めで、考えたあげく、何故かしっくりこない。
色々進めていくなかで、自分の本心が納得していないことだと、やはりしっくりこなくて、再検討・・・。
考えた過程は勉強になるけれど、なんだか、出発点がぶれていると、労力が倍くらいかかる気がします。
やりたいこと、やりたいくないことを書き出して、やりたいことからヒントを得る。
やりたくないことリストの反対のことを書き出して、それにに補足する。
といったこともやってみたりしています。
詳しくは、過去記事をご覧ください。
今は、なんとか、やりたいことに向かって活動しているわけですが、
過去のことを振り返ると、
「自分の目線」ではなく「他者の目線」を意識しすぎて、本当にやりたいことを抑え込んでいたことがたくさんあったように思います。
ひとつ具体例を挙げますと
最近、自分が「本当はピッチャーがやりたかったんだ!」ということに気が付きました。
なんのことやら?という感じですよね。
私は中学生の頃、野球部で、野球をやっていました。
それまではとくに少年野球などはやっていませんでしたが、
小学生の頃は友達と野球をしていて、まあまあ上手いと自分では思っていました。
しかし、中学生に入り、公立の普通の中学でしたが、自分よりうまい人がたくさんいることにビビり(当たり前ですが・・)
控え目なふりをして、なんとなく、その他大勢みたいな位置にいようとしました。
しかし、よく考えてみると、キャッチボールの時などでは、ピッチャーの投球動作をしてみたりと、本当はピッチャーがやりたかったんだと思います。
だから、打撃練習(打つ練習)の時の打撃投手(ピッチャーの役)をやるのは、実は楽しみでした。
しかし、ピッチャーと言えば花形。重要なポジションです。
本当はピッチャーやりたいのに、やりたいですって言ったら
多分、「お前、下手なのに、ピッチャーやりたいなんて、身の程知らずだ。」
とか言われたくなくて、言えませんでした。
恥をかきたくないから、控え目なふりをしていたのだと思います。
結局、外野手(外野を守る守備位置)で補欠のまま、中学野球は終わり、
高校では、音楽活動をやっていて、野球はやらず
大学では、野球サークルを友達と始めました。
純粋に楽しみの野球です。
だからこそ、やりたいことを言えばいいのに、
やっぱり、自分よりうまい人がいるとか、周りの目を気にしてたんだと思います。
ピッチャーやりたい!・・・とは一度も言えませんでした。
(でもサークル自体はすごい楽しかったです。)
その後、社会人になって
職場の野球部や、町内の野球などにも参加することがありました。
そこでは、だいたい若手だったので、たまに「ピッチャーやってくれ~」
というオファーがあり、小さく夢実現でした。
・・・・なんという受け身人生。
恥ずかしっ!(><)
当時の自分に会えるなら
「やりたければ、恥ずかしくても多分言ってしまった方がいい。言ってみれば、言い続ければ、何かチャンスがあるかもよ。」って教えてあげたいです。
(聞く耳をもってくれなかったかもしれませんが・・・)
恥ずかしい想いをしたくないのは、当たり前だと思います。
空気を読んで、合わせていくことで守られることもあるのかもしれません。
しかし、最近の就農への活動を通して
いままでの道をはずれることにビビりながらの日々ではありますが、
自分のやりたいことを、怖れずに表現していくこと、発信していくことで、もっともっといいことがやってくるのではないかと感じています。
子どもたちにもそう教えられるように生きたいと思います。
以上、わたしのしくじり先生でした(最近しくじりネタが多くなっております・・・)
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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