脱サラ、元地方公務員、今は某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっております。かんざきたつや、36歳です。
脱公務員の経緯や、ブルーベリー栽培を始めた経緯などは、以下をご覧ください。
ブログのタイトルを少しマイナーチェンジしました。自分もかかわる人たちにも幸せや学びをひきよせる農業を目指していきたいと思います。
9月となり、秋野菜の準備の時期です。気温や日射量がぐんぐんと上がる夏野菜の時期とは違い、秋は気温などがどんどんと下がる時期にあたることから、秋野菜は、タイミングを逃すと、成長が停滞し、うまく育たないことがあります。先日、ハクサイの植えつけなどを行いました。
8月中旬に種まきして、苗を育てていたハクサイです。油断していて、コナガに少し葉を食べられてしまいましたが元気な苗です。私の畑の場合、チョウやガの幼虫の被害は育苗期間中の方が多く、畑にうえるとかえって少なくなります。畑では、生息するゴミムシやクモなどの肉食の昆虫が捕食してしまうのではないかと考えています。
夏野菜の果菜類(トマトなど)を育てていた、畝に植えつけます。夏野菜を育てていたときに刈草や米ぬかなどを十分に施していたため、今回は無肥料で植えつけます。
達した団粒構造や雑草や前作物の根なども残して、排水性や微生物の働きを保護したいため、ほとんど耕さずに植えつけます。
ハクサイは根が傷みやすい作物ですので、やさしく丁寧に植えつけます。
植えつけたあとは、刈草を敷きつめ、草マルチにします。草マルチの上に少し米ぬかをまきます。米ぬかは微生物のエサとなり、草マルチを堆肥化するとともに、地中にいるカブラヤガ(ネキリムシ)を地表におびきよせ、捕獲しやすくする効果もあります。
最後に防虫ネットをかけて完成です。苗を前日の雨に十分にあてて吸水したため、水やりはしません。
順調に成長すれば、基本的にやることはありませんが、よく観察して、ナメクジやヤサイゾウムシなどの害虫を捕獲します。
秋野菜は夏と違い、少し地味ですが、ゆっくり育ち、味わい深いものが多く、楽しみな季節でもあります。
なお、栽培方法は、家庭菜園コンサルタントの竹内孝功氏の農法を参考にしています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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これならできる!自然菜園 耕さず草を生やして共育ち [ 竹内孝功 ]
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