脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
幸せフルーツ工房(ブルーベリーの森あづみのでは、ブルーベリーのほか、ヘーゼルナッツ、ハーブ、野菜なども育てています。
野菜や一年生ハーブなどの、一年生の作物は種取りをしています。
種採り祭りでしたので、紹介します。
来年にむけた種とりDAY
こぼれ種でも、発芽するものもありますが、レイアウトの関係上や、収穫したい時期などもありますので、種採りは欠かせません。
タイミングを逃すと、種が採れなくなってしまうため、忘れないようにしていますが、ときどき忘れます・・・。
トマトやキュウリの種採り
トマト、キュウリは一度発酵させる
トマトやキュウリは種をとりたい実を、一度、暖かい場所で追熟させてから種をとります。
なるべく種を完熟させた状態でとるためです。
暖かい窓際などに置いて、熟して軟らかくなったら、中身を取り出します。
ゼリー状の物質に覆われていますので、「わた」ごとジップロックなどに入れて、日向で少し発酵させると、ゼリー状の物質がとりやすくなります。
ゼリー状の物質を洗い流して、水をしっかりふきとり、乾燥させます。
私は、種を洗ったあと、しばらく、ふきんにくるんで、水分をふきとっています。
そして、お茶パックに入れて、タコ糸で吊るして乾燥させています。
トマトの種採りはカラフル
うちで育てているトマトの種採りは、なんだかとってもカラフルで楽しいです。
種の大きさは、だいたい実のサイズに比例しているような気がします。
大玉、中玉は大きくミニトマトは小さな種です。
カラカラな実になってからの種採りはどうか?
収穫し忘れて、ミイラのようになっている実をみつけました。
実のままおちるか、皮が破けて種だけ落ちることが多いのですが、偶然、完全な状態のまま残っていました。
もしかしたら、これでも大丈夫かもしれないと思い、実験的に採種してみました。
「乾式」として、通常の「湿式(?)」と比較してみようと思います。
豆類の種とりは簡単
インゲンなどの種採りは、比較的簡単だと思います。
豆自体が種なので、カラカラになるまで待って採種しています。
インゲンは冬場になってからも種とりはできますが、あまりおいておくと、カビてくる時があるので、とれるようになったら、早めにとっています。
真っ青なハーブティーになる、バラフライピーもマメ科なので、種がとりやすいです。
しかし、ある程度熟すと、さやがはじけて種が落ちてしまうため、その前にとる必要があります。
大豆なども同じような性質があります。
カボチャやスイカなども簡単
カボチャやスイカなどは、食べるときに、そのまま種を洗って、保管しています。
こちらも、大きな種なので、比較的簡単です。
うちではシュガーベイビーという小玉スイカを、何年も種とりをしながら、育てています。
カボチャを放置しすぎていたら、庭中にカボチャができていました。
冬に少しずつ食べながら、種もとっていきます。
そのほかにもいろいろな種取り
そのほかにも、レモンバジルやモミジアオイなどの種もとりました。
ホーリーバジルなどはまだできていなかったので、もう少しあとで種をとるつもりです。
私は、剪定と種とり、苗づくりは好きで、けっこう根気もあると思います(ほかは、わりとすぐにくじけます・・・)
楽しいひとときでした。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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