脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
ブルーベリーの森あづみのでは有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
有機JAS認証(正確には「有機認証」ですが、わかりやすくするため以下、有機JAS認証と表記します)は、最初に認証をとってからも、一年に一度、継続の審査を受けることになっています。
2022年に認証を取得し、2023年のシーズン終了まで有機管理の運用をしてきて、2023年9月に初めての継続審査を受けました。
有機JAS認証は一年に一度継続審査をします
有機JASの認証事業者は、一年に一度、認証機関の審査(継続審査)を受けることが義務付けられています。
認証機関から派遣されてくる検査員により、認証圃場の管理や記録、証明書類等の検査が行われます。
有機認証圃場のチェック
認証圃場の状況をチェックします。
申請図面どおりの圃場の運営状況となっているか、周辺圃場からの禁止資材(化学合成農薬、化学肥料等)の飛散防止対策が行われているかなどをチェックします。
有機管理の記録書類等のチェック
記録書類や苗、資材に関わる証明書類のチェックを行います。
栽培管理記録はもちろんのこと、収穫後の管理~出荷~販売までの各工程についての記録やその整合性もチェックします。
商品ロットのトレーサビリティをチェックするようなイメージです。
また、使用した苗、苗の用土等が適合したものか、使用した資材が適合したものかを、証明書類や資材の伝票などとの整合性も含めて確認します。
私は、個人的には、商品を第三者に証明できる運用が、有機JAS認証に限らず、ビジネスではけっこう重要だと考えています。
認証圃場の追加
まだ、育成中だった圃場も、来年から収穫を予定しているため、認証圃場の追加審査をしてもらいました。
苗場の追加も審査してもらいました。
有機圃場で使用できる苗木の生産に必要になるためです。
有機JAS認証継続審査は無事合格
圃場の追加等も含めて、有機JAS認証の継続審査は無事に合格しました。
私は、十年数年、行政の仕事をしていました。
林業の技術職員でしたが、それでも、記録や証明書類等の整備は、基本的に得意分野です。
実際、記録や書類の整合性・整理状況については、検査員からもかなり高評価を頂きました。
しかし、継続審査自体は初めてだったので、けっこう緊張しており・・・ホッとしました。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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