脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
少し前に、子どもたちと車で1時間半くらいの少し遠出をする機会がありました。
子どもにとっては、まあまあ長い時間です。
当然・・・飽きます。
ちなみに新幹線に乗っても、最初は喜んでも
びっくりするくらい、あっさり飽きます。
買い物に付き合ってもらうときなんで、秒速です。
そして、すぐに「疲れた~」と言います。
今回は、そんな子どものグダグダと「ファミリーガーデン」から学んだ「ブルーベリーの森あづみの」の方向性について書いてみました。
好きなこと以外は飽きるのが人間
正直、子どものグダグダに少しイラっとして、そんなにすぐに疲れんだろ~と思っていましたが・・・
ふと冷静になってから振り返ると
・・・・もしかしたら本当に疲れているのかも。
「心」が。
私は人が感じる「疲れ」は、身体の筋肉などの疲労感とメンタルの疲れが、相互作用で出来上がるのではないかと考えています。
そんなにたいしたことしてないはずなのに、「疲れた~」というときは、緊張とかストレスが原因で、まさに心の疲労感だと言えます。
オトナの場合は、ちょっと嫌で疲労感があっても「これくらい我慢しなければ」といって、自分をだましだましやってしまうので、特に心の疲労感は気が付きにくいのかもしれません。
乗り物にのっているときは、遊んだりできないし、景色みているだけでも飽きてします。
買い物は、子どもはおもしろくないし、小さい子はそもそも陳列棚がよく見えなかったりするのでつまんなかったりもします(私も子どものころそうでした。)
好きじゃないことをするのは人間にとっては本当大きな負担のようです。
しかし、好きなことは、逆に心の疲れが取れるから、全く疲れなかったりするようで・・・・・
子どものセンサーが性能が良すぎるんです(新しいから?)
そこから教わったことは、
なるべく「好きなことだけ」をして生きよう。
その方法をすごく考えよう・・・・ということでした。
「家族それぞれの居場所のある」場所を作りたい
そんなグダグダな話でしたが、実はブルーベリー農園「ブルーベリーの森あづみの」の方向性にもつながっているんです。
数年前、イギリスのガーデンデザイナーである、バニー・ギネスさんの著書「ファミリーガーデン~子どもたちの庭 家族の庭~(バニー・ギネス著、 白井温紀 訳、メディアファクトリー)」という本を読んだことがありました。
その中のファミリーガーデンの思想として、
「庭に家族それぞれの場所をつくる」という主旨の記述がありました。
例えば、子どもが自然の中で遊んだり、大人は木陰でお茶のんでくつろいだりもできるし、大人も子どもに戻って一緒に遊ぶことだってできる。
それぞれの居場所で好きなことができるから楽しいし、飽きない。
それぞれでも楽しい、一緒にいても楽しい、なんでも楽しい。
そういう、ファミリーガーデンの考え方がすごく気に入り、それ以降参考にしています。
誰も無理しなくても、ありのままで、楽しい。
自然の恵みをわけてもらいながら、様々な工夫をこらしていきたいと思っています。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※「にほんブログ村」のブログランキングに参加しています。 よろしければ、画像をクリックしていただけるとランキングに反映され、励みになります。