農地を増やしていくときに大切なこと vol404

脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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私は、農家出身でもなく、現在の耕作地にも全く縁のない状態で、農地をさがすところからスタートしました。

ご縁があり、2019年に最初の農地をお借りして、ブルーベリー栽培をスタートしましたが、

それ以来、毎年少しずつ、耕作農地を増やしていっています。

今回は「農地を増やしていくときに大切なこと」について経験も踏まえて書いてみました。

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一番大切なことはまじめに耕作すること

(草を活かす栽培をしつつ、「整えること」も大切にしています)

耕作地を増やしていく上で、一番大切なことは「まじめに耕作をすること」だと思います。

最初の農地を「一所懸命」に守り抜く・・・

全く、つてのない土地でしたが、最初の農地をお借りできたことが本当にうれしくて、とにかく、しっかりと管理しようと、心がけていました。

ブルーベリーは草生栽培をやっていますが、荒れているように見えないように、草があっても草丈を整えるなどの工夫などもしていました。

当たり前のことかもしれませんが、信頼を築く上ではその当たり前をしっかりと行うことが一番大切だと思います。

また、自分を覚えてもらうためにも、周囲で耕作をしている方ともできるかぎりコミュニケーションを図るようにしていました。

耕作をやめる方がいる時に声をかけてもらえるようになった

(↑ヘーゼルナッツ畑)

私の場合は、自分で積極的に耕作地を増やしていったというよりは、

周囲の方と話していく中で、隣接地で耕作していない土地をお借りすることになったりすることが多かったように思います。

さらに、数年間、耕作を続けていくうちに、耕作をやめる方がいるときに、声をかけていただくことが増えてきました。

少なくとも、「この人に貸しても大丈夫だろう・・・」という一定の信頼をいただけるようになったのではないかと思います。

知らない人で農業をやりたい人⇒ここで耕作をはじめた人⇒ここで数年まじめに耕作している人

という感じに昇格(?)していったのかもしれません。

ありがたいことです。

まとめ

スタート時の耕作地は40a(4000m2)弱でしたが、現在では90a(9,000m2)ちょっとにまでなりました。

(↑耕作地の変遷。さらに150mほど離れた場所に20aほどのヘーゼルナッツ畑があります)

最近では、ブルーベリーのほかにもヘーゼルナッツやハーブなども栽培するようになってきました。

増えていっていますが、いまの場所を守り抜くことをやはり大切にしています。

もし、さらに規模を広げるにしても、それは今の場所を管理するペースをつかんでから・・・というように考えています。

やはり基本は、「まじめに耕作すること」この初心は大切にしていきたいと考えています。

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