脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました、そして今は起業し、自分のブルーベリー農園を準備しています。かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。
農業を目指した理由、脱サラの経緯、やりたい農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページや過去記事などをご覧頂けるとうれしいです。
今年5月に植え付けて、3カ月目になり、梅雨も明けたことで暑さが本格的になってきましたが、ブルーベリーさんたちはがんばってくれています。
植えてから3カ月目のブルーベリー畑
基本的には順調に育っていただいてます
基本的には順調に育ってくれています。
今年は、地上部より、地下部(根)の成長が大切な時期になります。
(新梢がどんどん出てきます。)
(こちらも新梢が結構伸びてきています。新芽が出ているということは、根の成長がしっかり行われていると思われます)
(コガネムシによる根の被害と思われる、葉を落としてしまった苗も、株元から新梢が出てきました。素晴らしい生命力・・・)
(参考過去記事)
草マルチで、有機マルチを補強
平年より、一週間ほど遅く、梅雨が明けました。
これから、本格的に暑い日が続くこととなります。
私が採用している、ブルーベリーの「ど根性栽培」は、基本的に潅水をしません。
「ど根性栽培」は
木材チップなどの有機マルチを徹底して敷設し、水分を保ちつつ
もともと樹勢の強く、深く根をはることができる、ラビットアイ系の品種で、しっかりと根を張らせることが重要なポイントです。
・・・とはいえ、近年の猛暑はちょっと心配もあるので、これまでも、ときどき、刈りとった草を敷設して有機マルチを補強しております。
今回も刈った草でマルチを厚くしました。
乗用草刈り機は、進行方向に対して、右側に刈草が排出されるので、通路の左端から、順番に刈っていくことで、徐々に草を右側に寄せて、最終的にブルーベリーの株元に刈草が集まるようにします。
そして有機マルチの端と周囲の草にからまって集積します。
(パーマカルチャーでいうところの「エッジ効果」です。)
刈草が集まったところで、株周りの草を、刈払い機等で仕上げに刈れば、刈草のマルチを敷設した状態になります。
株元には厚いマルチがあるので、草を生やしておいても、生育には影響はないと思われ、そのままでも保湿効果や天敵の住処などの効果もあると思われますが
現段階では刈った草でマルチを厚くすることを優先しました。
(刈り取る前、この状態でも生育自体には影響ないと思いますが、草マルチ効果を優先しました。どんな草をどのように残していくかは試行錯誤しています)
9月くらいになったら、クローバーの種なども数種混合してまいてみようと思います。
ねらいは、主に天敵の住処、花で受粉昆虫の誘導、窒素固定、背丈の低い草の割合を増やすことなどです。
ともあれ、ブルーベリーさんたち、これからの暑い季節も、どうかよろしくお願いします。
今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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