脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
幸せフルーツ工房(屋号です)では、ブルーベリーの森(ブルーベリーの森あづみの)、ハーブの森(ハーブの森あづみの)、ナッツの森(ナッツの森あづみの)の3つの「森」を中心に運営しています。
私は日本メディカルハーブ協会のメディカルハーブコーディネーター、そしてハーブ&ライフコーディネーターをやっており、ハーブの栽培から利用まで活動を行っています。
今回は、バジル(ジェノベーゼバジル、ホーリーバジル、レモンバジル)。
比較的身近なハーブではありますが、意外と種まきの方法などは知られていないかもしれません。
ご家庭で1、2本あれば、夏中楽しめます。
家庭菜園が趣味の方も必見です。
《この記事でわかること》
この記事では「バジル」の簡単な種まきの方法について紹介します
バジルは意外といろいろな種類がある
「バジル」と聞いて、まっさきに思い描くのがマルゲリータピザなどのイタリア料理に使われる独特の香りの植物だと思います。
一般的に「バジル」と呼ばれるものは「ジェノベーゼ・バジル」と呼ばれる品種です。
バジルの仲間はそのほかにも、ホーリーバジル、レモンバジル、タイバジルなどなど、非常に多くの種類があります。
幸せフルーツ工房では、そのうちジェノベーゼバジル、ホーリーバジル、レモンバジルを多く育てています。
料理のほか、ハーブティー、お菓子などにも使うことができます。
バジルの種まき
①バジルの種は水に浸けてからまく
バジルの種をまく前に、種を水につけます。
数分のうちに、ゼリー状の物質がでてきて、種を覆います。
まるでカエルの卵のようです。
「バジルシード」という食べ物があるのですが、この状態でドリンクなどに入れます。
タピオカみたいです。
バジルの原産地では発芽時期が乾期にあたるため、乾燥を防ぐためにこのような、特技ができたようです。
普通に蒔いても発芽しないことはありませんが、この方法の方が発芽がしやすくなります。
私は、なるべく水に沈ずむ、重い種をまいています。
②バジルの種をセルトレイにまく
バジルは「セルトレイ」にまくのがおすすめです。
ポリポットや植木鉢などに「鉢上げ」するときも簡単で、鉢上げが面倒な場合は、そのまま畑などに植えることも、どうにかできるからです。
培養土をセルトレイにいれて、真ん中に蒔き穴を作っておきます。
私は太い油性マジックで蒔き穴を作っています。
あらかじめ水につけておいた種を、一か所あたり、3、4粒まきます。
スプーンなどですくって蒔きますが、私は100均で買った、ステンレスのマドラーが使いやすいため、お気に入りです。
③バジルごく薄く覆土する
バジルは種が細かいため、土で覆う厚さもごく薄くします。
ふるいなどを使うと、簡単にできて便利です。
種が隠れるくらいでOKです。
土を被せたら、水差しでゆっくりと水をやります。
いきなりジョウロを使うと種が流れてしまうので、水差しでゆっくり与えるのがコツです。
私は乾燥防止のため、もみ殻をごく薄く被せてます。
このまま、暖かい場所においておきます。
昨年、YouTube動画でも紹介していますので、興味のある方はご覧ください↓
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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