脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
剪定の日々が続いております。
昨日は、暖かったのですが、真冬なのに3月くらいの気候ということで、暖かくて快適でしたが、
作物に影響があるのか、ちょっと心配な感じです。
私がブルーベリーの剪定の時に、やっているちょっとしたルーティーンがありますので紹介したいと思います。
剪定ルーティーン①1本毎に剪定ばさみ消毒
ブルーベリーは、重要な病害が少ないので、あまり心配ないかもしれませんが、
剪定は、植物に傷をつけることでもあるので、念のため1本終わるごとに消毒しています。
以前は、チャッカマンで熱して消毒していましたが、今はエタノールを使っています。
理由は、エタノールをつけて、手袋でちょっと拭くときに、ついでに、剪定はさみについた樹液などの汚れも落とせるからです。
1本ごとに清めることで(?)気持ちも切り替わります。
剪定ルーティーン②剪定ばさみをこまめに研ぐ
剪定ばさみは、一日の終わりはもちろんのこと、少なくとも半日に一度研いでいます。
本数でいうと12~15本の剪定が終わるくらいの頻度で研いでいます。
だいたい、お昼の休憩と、作業終了の夕方に研いでいます。
ダイヤモンドシャープナーが手軽に研げるのでおすすめです。
(↓私が使っているダイヤモンドシャープナーです。包丁や鎌を研ぐのにも便利。)
剪定は繰り返しの動作が多いので、剪定ばさみの切れ味や動きで、作業効率や手などへの負担が全く違ってくるためです。
ルーティーン③ブルーベリー収量評価
1本剪定が終わるごとに、概算収量を評価して記録しています。
剪定を始めて最初の頃やしばらく作業していない期間が空いた時は、花芽の数をざっと数えて「目あわせ」をしておき、
その後はそれを基準にして、見た感じで評価します。
全体が終わってから、もう一度点検するので、その時ににさらに数え直して、修正したりもします。
以前は、野帳などにメモってから、パソコンで入力していましたが、手間がかかり、入力ミスもあるので、
最近は、Excelのスマホアプリで直接入力しています。
収量が少ない頃からの習慣です。
十分すぎる量がある人は必要ないかもしれませんが、
私の場合は、今もまだ、収量がそれほど多いわけではないので、全体の収量予測が大切です。
品種ごとに算出できるので、時期による収量変化も予測することができます。
実績とのずれがあった場合は、毎年微妙に計算方法を見直したりしています。
そのほかルーティーン
作業時間の記録
そのほかに、剪定に限りませんが、作業時間も記録しています。
作業時間を記録することで、必要日数が予想できるので、他の作業がある時に慌てずに調整できます。
ブルーベリーの樹が年々大きくなるので、作業当初は、生長による作業量の増も考慮して計算し、
実際のデータと比較したりしています。
今年に関しては、今のところ、だいたい予想どおりの作業量だと思います。
ストレッチ
剪定作業は、いろいろな体制で、長時間やっているので、意外と疲労がたまります。
ストレッチをしたり、クエン酸をとったりして、疲労回復に努めます。
疲労がたまりすぎるようであれば、休みも入れます。
比較的長期間の作業なので、体のケアも大切だと思います。
そんな感じのルーティーンをやりつつ、ブルーベリーの剪定作業をやっています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
※「にほんブログ村」のブログランキングに参加しています。 よろしければ、画像をクリックしていただけるとランキングに反映され、励みになります。