脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブルーベリーの森あづみのには、ブルーベリーシーズン中に、実を食べる小鳥があまりやってこないため防鳥ネットは設置していません。
小鳥は、渡るものもいますが、留鳥も多いため、冬場の様子はどうなのか、
ブルーベリー農園の「冬の鳥事情」について書いてみました。
冬も鳥が少ない
ブルーベリーの森あづみのには、ブルーベリーの実を食べにくる小鳥がほとんどいないため、
防鳥ネットを設置していません。
この理由を、私は、農園のある場所が、開けていて小鳥の逃げ場が少ない。
猛禽類の狩り場となっている。
と考えています。
詳しくは過去記事をご覧ください↓
冬はどうでしょうか。
冬場は、実がないので、ブルーベリー農園の鳥にとっての魅力はあまりないですが、
スズメなどは冬はイネ科雑草の種などを食べているようなので、いてもおかしくないと思います。
メヒシバやエノコログサ(ねごじゃらし)などの種はけっこうあります。
しかし、剪定作業をしていても、やはりあまりみかけません。
むしろ冬場の方が猛禽類をよくみかけるようになりました。
鳥はいいこともたくさんある
果樹栽培では鳥は、「被害」のイメージが強いです。
果樹農家にとっては、実が何よりも大切なので、当然だと思います。
私も果樹農家なので、非常によくわかります。
ブルーベリー農園に鳥が来ないことは本当にありがたいことです。
一方で、実がなるシーズンに実を食べる鳥がくること以外は、
鳥はいいこともたくさんあるのも事実です。
害虫を食べてくれたり、フンによりリン酸が供給されます。
ちなみに、例外的にツバメだけは、比較的よく訪れます。
低空で飛んで、害虫などをよく食べてくれます。
ツバメは飛翔能力が高く、天敵になどに捕まらない自信があるかもしれません。
鳥からみると、野山の木の実もブルーベリー農園もあまり区別していないと思いますが、
私の「土地利用の目的」があるから、害鳥になったり益鳥になったりするのかもしれません。
生き物はいろいろな側面があり、環境との重なり方や、人間の土地利用の目的によって、
意味が変わってくるようです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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