ナスの苗づくりを簡単に①~人肌で芽出しする~vol631

パーマカルチャー
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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ブルーベリーの森あづみの(幸せフルーツ工房)では、ブルーベリー、ハーブ、ヘーゼルナッツを中心に栽培しています。

そのほかにも、自家消費の野菜を栽培しています。

農家になる前、もともと私が趣味で野菜づくりをしていたのを、今もやっています。

昨年は直売所で少し販売もしました。

仕事なのか趣味なのか、という感じですが、少しずつ、野菜づくりの準備も進めています。

今回は、ナスの苗づくりについて書いてみました。

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早めに準備するナスの苗づくり

夏野菜を植えるのは、私の場合、5月の連休すぎくらいになります。

夏野菜の生育適温が高めなため、可能な限り暖かくなってから種まきをした方が、保温がラクになります。

しかし、ナスの苗は、苗を育てる期間が50日間~と、比較的長いため、まだ、少し肌寒い時期から種まきをする必要があります。

温度の管理が、ナスの苗づくりを、少し難しくしています。

ナスの種を体温で「芽出し」する

ナスの生育の適温は、およそ20℃~30℃であるため、発芽を促すために、体温で「芽出し」をすることで、より確実に発芽をさせることができます。

用意するものは、以下のとおりです。

  • ジップロックつきポリ袋(小)
  • ストロー
  • ふきん

ふきんは、種をくるんで一重に折り、ポリ袋に入るくらいのサイズにカットします。

ストローも口がポリ袋から少し出るくらいの長さにカットします。

種をふきんにくるみます。

ぬるま湯につけます。

かるく濡れるくらいでOKです。

ポリ袋に入れて、ストローで通気口をつくります。

これは、種が発芽する際に、酸素を必要とするためです。

ふきんを一重にするのも、通気性をよくするためです。

腹巻きの中に入れて「体温」で保温します。

自家に肌にあてると、温度が上がりすぎるので、肌着の上くらいにしておきます(直だと痛いですしね・・・)

ナスの種が発芽したらセルトレイに蒔く

およそ5日から7日ほどで発芽します。

上の写真のものは、小布施丸ナスですが、これは少し根が伸びすぎています。

本来であれば、およそ1割程度が発芽したら全部まいてしまった方が良いです。

伸びた根がふきんに絡み、痛む恐れがあるためです。

今回は予想外に、発芽が早く、3日程度で発芽してしまったため、蒔きおくれました。

上の写真は、一番右のは根伸びすぎています。

本来は左の2つくらいのちょこっと根が出た状態ですぐに蒔く方が望ましいです。

セルトレイに3粒ほど蒔きます。

セルトレイを使っている理由は、土が少ないため、温まりやすいことと、

全体的にコンパクトになるため、ケースなどで保温しやすいためです。

その後は、昼間はなるべく暖かい場所におき、夜間は屋内で保温しながら管理します。

(夜間は湯たんぽと育苗用ヒーターの組み合わせで保温してます)

夜間でも16℃から20℃くらいを目標に保温します。

(保温についての詳細は以下の記事をご覧ください↓)

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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