脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブルーベリーの森あづみのでは、「ハーブガーデン」があり、いろいろなハーブを育てています。
ジャーマンカモミールのカモミール畑もあり、今年(2022年)春には、「カモミール摘み取り体験」を開催しました。
カモミール栽培は、前年から準備を開始します。
カモミールの植え付けについて書いてみました。
カモミール栽培は前年秋から開始
ジャーマンカモミールは、前年の秋から準備して越冬させることで、大株になり、収量(花を収穫します)が増ます。
そのため、前年から準備することが大切です。
昨年は、種まきからスタートしましたが、こぼれ種からの発芽がいい感じだったので、こぼれ種のものを主体に栽培することにしました。
こぼれ種のカモミールが薄いところに苗を補植
こぼれ種で発芽したカモミールは、概ねいい感じにガーデンの形を作ってくれていましたが、部分的に薄いところもありました。
こぼれ種の発芽を確認した頃に、こぼれ種のものがうまく育たなかった場合に備えて、種まきをして苗を作っていました。
それを補植的に植えることにしました。
カモミール苗の植付け(セルトレイ栽培の場合)
小さくても本葉がでていれば移植に問題は無く、この時期は草負けもしにくいので、
セルトレイで栽培していたものを、特に鉢上げをせずに、そのまま植えています。
明日が雨予報だったので植えることにしました。
セルトレイから取り出します。
セルトレイの後ろを少し押すとでてきます。
植える前に水をやっておくと、培養土が固まって取り出しやすくなります。
余談ですが、セルトレイから取り出すときに変形したセルトレイは、すぐに戻すとほぼ元の形に戻りますが、そのままにしておくと何故か元に戻りにくいです。
製品にもよるのかもしれませんが、取り出してすぐに、変形を直しておくと、割れない限りは何度でも使えます。
プラ製品は、なるべく使わないようにしていますが、やむを得ず使う場合は、繰り返し使用できるように工夫しています。
表面の草を削って、宿根草などの根もなるべく切っておきます。
移植ごてなどで小さな穴を掘り、土をしっかり押さえつけながら植えます。
少し刈草をかけてマルチングします。
こぼれ種の株の成長がスゴイ
こぼれ種の生き残ったものの成長が強いです。
すでに選抜されているため、やはり人工的に種まきしたものより強いです。
なるべく、こぼれ種だけで、サイクルを回せる方法が確立できればおもしろいと思っています。
今年の経験から、なんとなくこぼれ種更新のやり方がわかってきました。
また、来年も楽しみです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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