脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
農業をはじめる前の私の趣味は「家庭菜園」でした。
農業に興味をもったきっかけの家庭菜園。
現在は栽培の中心はブルーベリーなどの果樹になっていますが、野菜もつくりつづけています。
振り返ってみると意外と長く、10年近く野菜づくりをしています。
最近、昔、家庭菜園を始めた頃の写真を発見したため、ふりかえってみました。
最初は普通の週末家庭菜園でした
家庭菜園を始めた頃は、今とは違う市にすんでいて、普通にサラリーマンをやっていました。
ごく普通に「市民農園」を借りて野菜をつくっていました。
80m2ほどの、今思えば小さな畑でしたが、私の週末の楽しみでした。
気になるときは、平日の朝早く出勤前にも手入れをしていました。
この頃から化学合成農薬や化学肥料は使っていませんでしたが、
ごく普通の市販の有機肥料を使った栽培でした。
じゃがいも、サツマイモ、トウモロコシ、トマト、ナス、スイカ、タマネギなど、ひととおり作っていましたが、田んぼの跡地で、水はけが悪い土で、少し苦労しました。
そのうち自然栽培的になってきました
そのうち、だんだんと自然栽培よりの栽培になってきました。
「自然栽培」の定義は、正直よくわかりませんが、
生き物のつながりで作物ができてくる瞬間を感じることがただただ楽しみだったので、なるべくそれを邪魔しない方法を模索しました。
化学合成農薬や化学合成肥料だけでなく、有機肥料もだんだんと使わなくなってきました。
土が整っていない時は、育ちが悪くて苦労しましたが、
だんだんと肥料を使わなくても、育てられる作物が増えてきました。
しかし、引っ越しなどで、畑がかわることも多く、せっかくいい土になってきたのに・・・
というのがいつも残念でした。
気が付いたら農家になっていました
そうこうしているうちに、最終的に、サラリーマンをやめて、安曇野でブルーベリー農家になりました。
気が付いたら、ただの家庭菜園好きなサラリーマンが90aほどを耕作する農家になっていました。
私が農業をやっていて好きな瞬間は2つあり
「生き物のつながりの中で作物が育っていくことを感じる瞬間」
「家族、友人などが、作物を美味しそうに食べたり、楽しそうに収穫しているのを眺めるとき」
です。
現在、ブルーベリーの観光農園をやっているのは、後者の部分ともつながってきます。
主要な作物はブルーベリーやヘーゼルナッツなどの果樹ですが、野菜づくりは今も続けています。
定住できたので、畑が頻繁にかわる心配もなくなり、落ち着いて耕作できるのが嬉しいです。
私の野菜づくりは、自家消費むきの方法であり、マンパワーも少ないのでたくさんつくることはできません。
たまに、直売所で販売することもありますが、基本的には自家消費として栽培しています。
正直、今はブルーベリーが忙しくて手が回らないときも多いのですが、私の原点である野菜づくりは、きっとずっと続けていくと思います。
と、いうよりも楽しくてやめられないのだと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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