防鳥ネットの無いブルーベリー農園~2年目も鳥被害無し~ vol442

脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

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ブルーベリーはヒヨドリなどの小鳥も大好きな食べ物です。

そのため、ブルーベリー栽培では一般的には防鳥ネットを張ります。

ブルーベリーの森あづみのでは、防鳥ネットを使っていません。

ほとんど被害がないためです。

その理由などについて書いてみました。

目次

防鳥ネットが無くても小鳥にブルーベリーを食べられていない

(↑2022年のハイブッシュ系にも小鳥被害が無い)

昨年、メインにしているラビットアイ系品種も、少しだけ栽培しているハイブッシュ系品種も

小鳥による被害はほとんどありません」でした。

昨年は、ハイブッシュ系にだけ簡易なネットを設置したのですが、昨年の様子から防鳥ネットは不要と判断し、ハイブッシュ系にも防鳥ネットは張りませんでした。

2022年7月現在、ハイブッシュ系が収穫のピークになっていますが、鳥による被害はほぼありません。

防鳥ネットが無くても小鳥にブルーベリーを食べられていない 理由

昨年の様子から、2つの説を考えました

①鳥がまだ気が付いていない説

②鳥が天敵などを恐れて近寄らない説

昨年からずっと私は②の「 鳥が天敵などを恐れて近寄らない説 」だと考えていました。

人にこういう話をすると、「まだ気が付いていないからだよ~。そのうち来るようになるよ。」・・・などとほとんどの人に①の「気が付いていない説」を言われることが多いのですが、

数年、鳥を観察している限り、気が付いていないというのは、私にはとても信じられません。

何故ならば、庭でブルーベリーを育てていた頃、初めての収穫でもすぐに鳥たちはみつけるからです。

今年も全くと言っていいほど小鳥の被害が無いことで、私はやはり ②の「 鳥が天敵などを恐れて近寄らない説 」 だと考えています。

ブルーベリーの森あづみののある農地は、扇状地で山林から見通しのいい開けた地形となる場所です。

このような場所は大型の猛禽類の狩場になることが多く、実際に上空にトンビなどが旋回しているのをよく見かけます。

(↑農園上空を滑空するトンビ)

そして、小鳥が何者かに襲われた痕跡(ちらばって羽など)もときどきみかけます。

よく観察していると小鳥たちは、いきなりブルーベリーなどの目的物にやってくるわけではなく、周辺の逃げ場となる木などを中継しながら近づいてきます。

もし、天敵がいた場合にすぐに逃げられるように慎重にやってくるようです。

もし、私の農地のすぐ近くであっても、住宅の有無、電線の有無などの微妙な条件によっても鳥のリアクションは変わってくる可能性があります。

実際、500mほど離れた自宅でブルーベリーを育てると小鳥がしつこくやってきます。

ブルーベリーがもっと大きくなったりすれば状況は変わってくる可能性があります。

しかし、その頃にはラビットアイ系の特徴である超豊産生を活かして、ちょっとぐらい食べられても大丈夫になるはずです。

鳥がくる田んぼとそうでない田んぼの違いは、電線などの経由物があるかが関係しているという話を米農家さんに聞いたことがあります。

これも、天敵説を裏付けているようにも思います。

小鳥がブルーベリーを食べるのはごく自然なことであり、ブルーベリー的にも食べてほしいと思っているはずです。

もしかしたら、ブルーベリーの方でも鳥を呼んで(?)いるのかもしれません。

その自然な流れを止めるには、膨大なエネルギーも費用もかかります。

一方、天敵が小鳥を狙うのも自然な流れであるため、それを利用させてもらった方が自然な流れに乗れる可能性があるのかもしれません。

ブルーベリー栽培は防鳥ネットが当たり前のようになっていますが、もしかしたら、条件などによって設置しなくてもよい可能性があるのではないか・・・今のところ、そのように考えています。

動画でも解説していますので、そちらもぜひご覧ください↓

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この記事を書いた人

脱サラ元公務員。
13年働いた県庁を辞めて、農業法人を経て独立。
ブルーベリー農園を経営しています。

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