ビジネスの「独自資源」とは?~末永く大切なもの~vol829

脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。

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私がベースにしている「BASiCS」理論

私が主にビジネスの基礎にしているのは「BASiCS」理論と呼ばれるものです。

起業当初から、基本的にこの理論で経営を行っています。

経営コンサルタントの佐藤義典さんが提唱している理論です。

Battlefield競合・洗浄どこで誰と戦っているのか
Asset独自資源強み・差別化が「長期的に」競合がマネできない理由は何か
Strength強み・差別化お客様が競合でなく自社(自社商品)を選ぶ理由は何か?
Customer顧客ターゲット自社(商品)と相思相愛になれる顧客は誰か?
Selling messageメッセージ以上をまとめ、一言でメッセージ
(出典;売れる会社のすごい仕組み~明日から使えるマーケティング戦略~(佐藤義典:青春出版社)

「理論」というと、難しいルールのように考えがちですが、むしろ考え方をラクにしてくれます。

自分の興味関心のあることがワクワクしたエネルギーの源泉です。

それを実際に最大減活用しながら、実際のビジネスに無理なくあてはめていくためのものですので、縛られるというよりは、自分が考えやすくするためのツールと言えます。

競合も、戦うというよりは、より「自分の良さ」を引き出すために、比較していくイメージです。

その中の一つ「独自資源」について、考えてみたいと思います。

「独自資源」Assetとは?

強み・差別化は、顧客が競合他社ではなく、自社を選ぶ理由です。ビジネス用語ではUSP(Unique Sales Proposition)とも呼ばれます。その源泉となるものが「独自資源」と呼ばれるものです。

独自資源とは、競合が模倣しにくいものです。

差別化や強みとの違いは、独自資源は「長期的」にみてマネしにくいと言う点です。経営者のキャラクターなどは最も大きな独自資源であると言えます。


 大型の量販店や大手ファーストフード店では、他社にマネできない低価格を提供することが「強み・差別化」です。しかし、それを「長期的」に実現するためには、全国チェーンでのスケールメリットを活かした低コスト化という仕組みの部分「独自資源」が必要となります。

あなたの独自資源は?

独自資源は、ハード面(立地や施設など)、ソフト面(人材やスキルなど)にわかれます。

例として、幸せフルーツ工房の独自資源をの一部を紹介します。

景観~ハード面~

2024年の元旦

「良い景観」が強みであるとすれば「立地環境」が独自資源となります。

農園の場所からは、とっても景色が良く、西に見える山々が美しく、東には安曇野の景色がかなり一望できます。

実は、私は、最初は景観に無頓着でした。

まず栽培という意識があったため、土壌ばかりみていました。

そのうち、家族や、知人が訪れるようになり、かなりの確率で「いい景色ですね~」と言われて、初めて気が付いたという恥ずかしい思い出があります。

妻はもともと、観光農園であれば景観も大切だと思っていたらしく、さすがだと思いました。

安曇野は景色が美しい土地ですが、当たり前ですが、どこからでも、景色が良いというわけではないので、独自資源と考えています。

妻~ソフト面~

強みが、生果実等の商品の品質管理」、安全意識の高い農園とすると、間違いなく独自資源は「妻」です。

私の妻は、デザインの仕事をしていて、パッケージやチラシなどのデザインも作ってくれます。

農園のイメージやコンセプト作りから共有しているため、イメージも伝わりやすいと感じています。

また、品質管理にいい意味で厳しく、慎重な性格なので、収穫も選果、梱包、発送もやりすぎなくらい(笑)丁寧です。

新しい商品は、万が一のために、発送テストなどもしっかりと行った上で、実際に商品化しています。

おかげ様で、生果実の販売商品の品質については、自信をもってお勧めできます。

(2024年の「食べチョク」「楽天ファーム」で予約受付中です。食べチョクは残りわずかとなっています。)

Human Verification
有機JAS認証ブルーベリーを「ど根性栽培」する信州・安曇野の元公務員!農業で楽しい田舎暮らし - 農むすび By 楽天ファーム
長野県安曇野市にある「幸せフルーツ工房」で、有機ブルーベリーを栽培しているのは神﨑辰哉(かんざきたつや)さん。「農村には自分らしく生きていける要素がたくさん詰まっている」と日々実感されているそうです。

安全意識も高く、小さなお子さんが安心して遊べるという環境を多くのお客様に評価いただいていることにつながっていると思います。

今検討している法人化の際には「販売・品質管理部長」をお願いたいと本気で思っています。

その他に自ら「独自資源」というのは恐縮ですが、経営者というのは、多くの場合独自資源となります。

私の場合は、子どもの頃から、生き物は自然の観察が好きだったので、観察をしたり、生き物などのつながりや循環というものにずっと興味があったので、提供するサービスや農園をつくるものは、そういう方向になりがちです。

(「竹ティピー」2024年4月号の現代農業(農文協)にも掲載されました)

正直、その方向性だとアイディアはいくらでも出てきます。自分にあった方向性だからだと思います。

自分にあった方向性なら、誰でも独自資源となり得るものだと考えています。

注意点としては、自分と違うものになろうとすると大変です。

また、誰かを参考にすることは、すごくいいことだと思いますが、自分の中で消化して、「自己適応」させた形で表現しなければ、長期的な魅力にはつながりにくいと思います。

まとめ

独自資源は「長期的」にみてマネしにくい「強み」の源泉であり、非常に大切なものです。

ソフト面は特にケアが必要ですが、ある意味、当たり前になってて気が付いていない可能性もあります。

早めに認識して、大切にしていきたいものだと思います。

2024年、ブルーベリーの森あづみの「オーガニックブルーベリー狩り」予約受付開始しました。

なお、7月1日までにご予約いただきましたお客様には、「先行特典」をプレゼントします。

先行特典(2024年7月1日までにご予約いただきましたお客様)
1グループ当たり、北アルプス自然水のフルーツかき氷1杯、又はオーガニックブルーベリー1パック(100g相当)をプレゼント

注1)1ご予約あたを1グループとします。
注2)公式ホームページ又はじゃらんからのご予約が対象となります。

ぜひ、信州安曇野の素敵な農村へおでかけください。

⇒ご予約はこちら

⇒じゃらんからのご予約はこちら

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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