ラビットアイ系ブルーベリーで「紅葉が綺麗な品種」3選~vol685

ブルーベリー
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。

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秋が深まってきました。

ブルーベリーも紅葉が進んできました。

ブルーベリーはツツジ科の植物ですので、ドウダンツツジのように赤く紅葉します。

日本で栽培されているブルーベリーの多くは「ラビットアイ系」と「ハイブッシュ系」という品種系統です。

ハイブッシュ系品種の紅葉は、鮮やかに紅葉して、パッと落葉して枝だけになるイメージです。

一方、ラビットアイ系品種の紅葉は、紅葉がまばらになったりするものもあります。

ラビットアイ系は、落葉樹なのに、冬になっても、葉がけっこう残ります。

私が見る限りでは、ハイブッシュ系品種の方が紅葉が綺麗な気がします。

一方で、ラビットアイ系にも「紅葉綺麗だな」という品種もあります。

あくまで、ブルーベリーの森あづみので育てている品種の中でですが、私が綺麗だと思う品種について紹介したいと思います。

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紅葉が綺麗なラビットアイ系品種3選

ウッダート

(橙色系の「ウッダート」)

少し、橙色のかかった、オレンジ系の赤というイメージで紅葉するのが「ウッダート」です。

葉は少し細長く、大きめです。

樹形は、枝が少し横向き気味になります。

ブルージェム

(少し赤紫系の「ブルージェム」)

やや赤紫に近いような濃い、シック色の紅葉をするのが「ブルージェム」です。

少し上品なイメージです。

実の味はちょっと独特ですが、香りがよくブルームが多い、こちらも何だか気品高いような印象があります。

ティフブルー

(鮮やかな赤の「ティフブルー」)

鮮やかな赤の紅葉をするのは「ティフブルー」です。

樹形も直立気味で、すらっとして立ち姿も美しいです。

ラビットアイ系では「標準品種」と呼ばれることもあり、適期に収穫すれば、特に欠点のない品種ではないかと思います。

私の師匠の著書にも、「紅葉が綺麗」と記述されていましたが、たしかにその通りだと思いました。

そのほかにも、「ホームベル」とかもけっこう紅葉が綺麗でした。

「ティフブルー」、「ウッダート 」、「ホームベル」はラビットアイ系が日本に導入された頃に入ってきた最も古い品種で、御三家と呼ばれることもあります。

紅葉もそろって綺麗なのがおもしろいところです。

もちろんハイブッシュ系も綺麗

(ハイブッシュ系品種は安定して紅葉が綺麗)

今回は、ラビットアイ系品種を中心に紹介しましたが、

ハイブッシュ系も、ほとんどの品種が綺麗だと思います。

(ローズヒップの収穫時期。花もまだ咲いている)

この時期は、うちの農園ではローズヒップがとれるので、摘み取り体験と紅葉を楽しむイベントなんかも企画したいと考えています。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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