「子ども」と「親」、両方がリラックスできる場所を作ろうと思ったきっかけ vol260

脱サラ農業・起業
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

かんざきたつやのプロフィールページを見る

「ブルーベリーの森あづみのホームページ」をみる。

インスタグラムもやってます。

「ブルーベリーの森あづみの」は、今年、ブルーベリーの摘み取りやパーマカルチャー体験ができる観光農園としてオープンする予定です。

ブルーベリーの潜在能力、自然の力を存分に活かした「ど根性栽培」ブルーベリー。

そして、ハーブ園や少し珍しい果樹、自然栽培野菜、パーマカルチャー。

どれもブルーベリーの森あづみのの特徴であり、私が大切にしていることです。

それ以外にも、「子ども」はもちろん、「親」も、家族で心からリラックスできる空間を作りたいという想いがありました。

今回は、そのことについて書いてみました。

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何だかいつも気を張っている妻

長男がまだ小さい頃、特に感じていたことですが、家族で外出や外食をしているときに、

いつも妻が気を張っているように感じていました。

その頃は、私はサラリーマンをしていて、正直、平日は仕事ばかりしていて、週末以外、家族と一緒にすごす時間があまりありませんでした。

そういう意味で典型的な、ワンオペになってしまっていたように思います。

初めての育児でいろいろ不安になったり、がんばっていてくれる妻のことを理解しているつもりで、やはり「つもり」だったようです。

それは後ほど身に染みることとなります・・・・

ようやく育児に向き合えた瞬間

その後、長女が生まれて、しばらく、妻は生まれたばかりの長女の育児を中心に、私は当時4歳だった長男の育児と家事を主に担当しました。

仕事が忙しく、育休をとることができず、なんとかギリギリで仕事をしながらも、家事育児に向き合う日々に、

「今まで、同じ屋根の下で暮らしていて、自分は何をみてきたのだろうか。」と愕然としたのをよく覚えています。

家事や子どもの幼稚園のお弁当の用意、持ち物の用意、などなど普通にこなしている、世の中のお母さんを心から尊敬しました。

小さい子どもを連れての外出は安全の確保、食事をするのも大変です。

責任感からくる緊張もあって当然かもしれません。

外出先で妻がいつも気を張っていた理由が、ようやくわかったのです。

何とも、カッコ悪く、情けない話です・・・・

妻や同じ幼稚園のお母さん様々の人たちに助けられ、なんとかこの時期を乗り越えることができました。

安心して親子ですごせる場所をつくりたい

ときどき、スーパーなどでみかけるイライラした表情のお母さんを見て、以前は、「もっと優しくしてあげればいいのに・・・」と思っていました。

しかし、今は、「きっとみんな本当は、優しくしたいし、楽しくしたい。だって子どもが大好きなんだから・・・」と思うようになりました。

「ブルーベリーの森あづみの」を作ろうと思ったときに、妻や同じ幼稚園のお母さんにいろいろと聞いてみたことがあります。

お家によって様々な過ごし方や大切にしていることがあることがわかると同時に、「安心して、家族でにこにこしてすごしたい」という想いは共通なのだなあと感じました。

ガーデンデザイナーのバニー・ギネスさんの著書「ファミリーガーデン(メディアファクトリー)」の「大人の居場所、子どもの居場所を兼ね備えた庭」という考え方や

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子どもたちが通った野外保育の幼稚園なども参考にしながら・・・

友だちのお家の庭が広くって、ブルーベリーが一番たくさんあるのだけど、他にもいろいろな果物や野菜も食べられる。珍しいハーブもある。昆虫もたくさんいて、楽しませてくれる。安全な庭だから、子どもたちが自然物に夢中になっているのを、ゆったりと眺める。一緒に遊ぶのもいい。

そんな場所を作っています。

まだ、途上な農園ですが、親子、家族みんながリラックスできる空間づくりを一貫して続けていきたいと思っています。

今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。

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