農園の名前はどうやってつける?~集客にもつながるおすすめの方法~

新規就農や農業での起業を考えている方の中には、

「農園の名前をどうしよう…」

と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

実は私もかなり悩みました。

農園名は一度決めると長く使うものですし、名刺やホームページ、SNSなど、さまざまな場面で使うことになります。

今回は、私自身がどのように農園名を考えたのか、そしてこれから農園名を決める方へおすすめしたい考え方をご紹介します。

目次

私の農園名は「ブルーベリーの森あづみの」

私が運営している農園の名前は「ブルーベリーの森あづみの」です。

この名前には、いくつかの意味を込めています。

まず、私がどうしても使いたかった言葉が「森」でした。

森は生命の循環の完全体とも言われます。

落ち葉が土となり、微生物が分解し、その養分を植物が利用する。そして植物が動物や昆虫を支え、再び循環していく。

そんな森のように、生命や資源が循環する農園をつくりたい。

そんな想いから「森」という言葉を選びました。

また、私はこれまで森林を学び、森林関係の仕事にも携わってきました。

森という言葉は、農園のコンセプトであると同時に、私自身のルーツでもあります。

「あづみの」を入れた理由

次に入れたのが「あづみの」です。

安曇野は一般的には少し読みにくい地名かもしれません。

そのため、あえてひらがな表記にしました。

農園名を見た人が、

「どこにある農園なのか」

をすぐにイメージできるようにしたかったからです。

また、地域名を入れることには実務的なメリットもあります。

例えば、

  • 安曇野 ブルーベリー
  • 安曇野 観光農園
  • 安曇野 ブルーベリー狩り

といった検索との相性が良くなります。

地域名を含めることは、インターネット検索で見つけてもらいやすくなるSEOの面でも有効な方法です。

「ブルーベリー」を入れた理由

さらに「ブルーベリー」という作物名も入れました。

理由はシンプルです。

何をやっている農園なのか、一目でわかるからです。

農園名だけを見た時に、

  • ブルーベリー農園なのか
  • 野菜農園なのか
  • 果樹園なのか

がわからないケースもあります。

もちろん、それも一つの考え方ですが、私はできるだけわかりやすさを重視しました。

また、作物名を入れることはSEOの面でも有利です。

特に新規就農の場合は知名度がない状態からのスタートです。

「わかりやすいこと」は大きな強みになります。

複数の作物を栽培している方でも、主力となる作物名を入れることは検討する価値があると思います。

農園名の決め方に正解はない

もちろん、農園名の決め方に正解はありません。

自分の名前や苗字を入れる方もいますし、家族の名前を入れる方もいます。

海外の言葉や造語を使う方もいます。

どれも間違いではありません。

ただ、これから農園名を考える方に私がおすすめするとしたら、

「やっていること+場所+コンセプトのキーワード」

という組み合わせです。

例えば、

  • ○○農園あづみの
  • 信州○○ファーム
  • ○○の森農園
  • 北アルプス○○農園

などです。

おしゃれさを優先して外国語や造語を使う方法もありますが、お客様が理解しやすく、検索しやすい名前の方が集客面では有利な場合が多いと感じています。

また、候補が決まったら、インターネット検索をしてみることもおすすめです。

すでに同じ名称が使われていないか、登録商標になっていないかを確認しておくと安心です。

私が苗字を入れなかった理由

農園名に自分の苗字を入れなかったのにも理由があります。

私は将来的に農園を引き継ぐ人が、必ずしも親族とは限らないと考えていました。

もし運営者が変わった時に、

「名前を変えなければならない」

となるのは少し寂しい気がしたのです。

農園の理念や想いは残しながら、運営する人は変わっていく。

そんな形も素敵だと思っています。

だからこそ、個人名ではなく、農園のコンセプトや地域性を表す名前にしました。

農園名は未来へのメッセージ

農園名は単なる看板ではありません。

自分がどんな農業をしたいのか。

どんなお客様に来てほしいのか。

どんな農園を未来に残したいのか。

そんな想いが詰まったものです。

完璧な名前を探そうとすると、なかなか決まりません。

まずは、

「自分は何を大切にしたいのか」

を書き出してみることをおすすめします。

その中から、きっとあなたらしい農園名が見えてくるはずです。


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この記事を書いた人

脱サラ元公務員。
13年働いた県庁を辞めて、農業法人を経て独立。
ブルーベリー農園を経営しています。

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