脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
今年の初霜は平年より10日ほど遅く、秋も暖かい日が多い印象でした。
夏の間、ブルーベリー農園の草刈りは2週間程度に一度行っていました。
秋は、一体いつまで草刈りをやっているのか、一例として紹介したいと思います。
ブルーベリー農園の草刈りは9月下旬まで
結論から言いますと、うちの農園の場合は、例年9月下旬で草刈りをやめています。
平均気温が25℃を下回ってくると、夏草の勢いが急激に衰えるためです。
だいたい9月20日前後にやめていることが多いのですが、
2023年は、ブルーベリーの実の収穫期が長く、9月下旬まで人が来ていたので、例年よりは長く草刈りをしていました。
衰えたイネ科草本を中心とした夏草は、枯れて、倒れます。
そして、炭素やミネラルの供給源となったり、有機マルチとして寒さからブルーベリーや土壌を守ってくれます。
雑草の種は気にしない~リン酸の供給源?~
イネ科雑草の種をつける前に刈り取った方がいいという意見もありますが、あまり私は気にしていません。
たしかに種はたくさんできるのですが、草生栽培で、常に草がある環境であることから、もともと草が生えられる面積は限られています。
つまり、雑草の種は、そのほとんどが発芽できないのです。
発芽できない種にはリン酸がけっこう含まれているらしいので、貴重なリン酸の供給源だと思っています。
鳥も雑草の種をよく食べに来ており、フンをしてリン酸を供給してくれます。
冬の寒さから土壌や根を守る「黄金化」草マルチ
夏草はだんだんと枯れてきて、雨や風で倒れていきます。
さらに天気のいい日は黄金色に輝いて見えるようになります。私はこれを「黄金化」と勝手によんでいます。
黄金化したマルチはとても美しく見えます。
冬の寒さから土壌や植物の根、小動物を守るマルチングとなってくれます。
これから冬に向かうブルーベリー農園で、「黄金化」草マルチは頼りになります。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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