脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
20センチ以上積もった雪もかなり溶けました。
昨日までは、けっこう雪が残っていたので、雪の中の剪定でした。
今回は、ブルーベリーの剪定の小技編で、「成長が2段階になってしまっている樹」の調整について書いてみました。
成長が2段階になってしまっている樹とは?
うちのブルーベリー農園で、特に初期の頃、たまにみかける現象として、「成長が2段階になってしまっている樹」があります。
どういうことかといいますと、盛んに強い枝がでている部分と、そうでもない部分が同じ樹の中で比較的くっきりと分かれてしまっている状態です。
初期の頃に成長が芳しくなく、樹が徐々に適応して、ある段階から強い枝を伸ばすようになった場合に見られるような気がします。
成長が芳しくない時代の枝は、混みあっていて強い枝が少なく、強く伸びた場所と大きく差がでています。
基本的には、よく伸びている部分を中心に育てていけば問題ありませんし、適応してくれたことはとてもいいことです。
しかし、強い枝がそんなに伸びていない部分をどう整理すればすればいいのか、という問題があります。
混みあった弱い部分は少数精鋭に整理する
強い枝が伸びていない部分も、よくよくみると数本は、強い枝が見られます。
バッサリと切って、その強い少数精鋭の枝だけにします。
少数精鋭だけにすることで、成長を集中させます。
また、強く切ることで、強い枝が伸びてくるかもしれません。
なお、この樹の場合は強い枝が少しありましたが、
この部分が全部弱い枝の場合は、この部分全体を根元から切って整理してしまいます。
全体でみるとこんな感じです。
全体が調和してくれるといいなと思います。
ブルーベリーの剪定も様々な方法があると思いますが、
強い枝を残して更新、強い枝が伸びるのを促すという方針は、おそらく共通しているのではないでしょうか。
そういう意味では、特別なことをしているわけではありませんが、このケースでは私は、このように剪定しています。
栽培5年目、全体的には大きさなどがそろってきた
初期の頃は、成長のばらつきが、見られましたが、だんだん各々の樹が適応してきて、5年目にして、成長がそろってきた印象です。
今年もどのようなシーズンになるか、とても楽しみです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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