脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
少し前に、前職のサラリーマン時代のスケジュールデータなどを発見しました。
見てみました・・・・めっちゃ、忙しい。
と、いうか正確には忙しくしていた。
今回は「忙しい」のか「忙しくしているのか」
書いてみました。
不安だから忙しくする
サラリーマン時代はたくさんやることがあって、動いていないとわきでてくる不安が先にあって、
それに駆り立てられるようにスケジュールを組んでいた。
仕事が片付いても、空いたスケジュールには、すぐに別の仕事を投入する・・・有給などとれるわけはないですね(笑)
当時、ワークライフバランスにすごく関心があり、小室淑恵さんや佐々木常夫さんの書籍を狂ったように読み、セミナーに参加したり、効率化のノウハウなど、狂ったようにたくさん学んだけど、
一番大切なことを忘れていました・・・・
「不安だから忙しくする。」
という、前提に気が付くことができなかった。ということです。
忙しくしていれば、とりあえず、自分の人生とかにも、向き合わなくてもよくなる。
本当にやりたいことをしていない自分からも目をそらすことができる。
そんなサラリーマン時代の10数年間だったような気がします・・・・
どんなに、ワークライフバランスのスペシャリストから、学んでも、効率化する目的、自分のやりたいこともわかっていなければ、意味がありませんでした。
星の王子様でも紹介されていた「忙しくする人」
サン=テグジュペリの「星の王子さま」に「律儀にはたらく人」がでてきます。
くるくる回る小さな星で、夜が来るたびに該当に点火し、朝が来るたびにそれを消す点灯夫です。
忙しいったらありぁしない。彼の唯一の夢は休むことでした。
私はたぶんその人でした。
(↑ドリアン助川さんの「星の王子さまからの贈り物」が好きです)
サラリーマンだから独立自営だからという問題ではなく、自分の根本的な「あり方」ですね・・・
いつも子どもを見ていると「今を生きて、楽しむこと」が最も優先されるみたいです。
将来予測、先を読む、後で困らないようにできることを、効率的に・・・・・
本当は、不安に駆り立てられているだけではなかったか・・・・
まとめ
以上、私のちょっとした恥さらしでしたが、自営業になった今でも、ときどき不安になって、忙しくしたくなるときがあります。
でも、その気持ちの正体を知ってあげると、少しだけ癒され、昔の自分も少しは労えるようになってきた感じもしています。
当時の自分なりに、よくやってたね~とか。
「不安だ~」と「言える」と、癒える・・・たしかに!(誰に聞いたのかは忘れましたが)
そんな感じで、楽しくやっております。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
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