脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
ブルーベリーの森あづみので取り組んでいるブルーベリーの栽培方法は「ど根性栽培」といいます。
千葉県木更津市のエザワフルーツランドの江澤貞雄さんが提唱している栽培方法です。
時々、相談させていただいたり、連絡を頂くことがあります。
最近、電話でお話させていただいたことで、感じたことを書いてみました。
※「ど根性栽培」の詳細は過去記事等をご覧ください↓
ど根性栽培をはじめたきっかけ
自分でブルーベリー栽培を始める前に、たまたま地元の書店で江澤さんの著書を「ブルーベリーをつくりこなす(江澤貞雄著、農文協)」を手に取りました。
その時に初めて知った「ど根性栽培」がどうしても気になり、連絡をとらせていただき、木更津市へ行きました。
もう年末に差し掛かっていましたが、江澤さんは快く、受け入れてくれ、大変ありがたいと思いました。
当日は、あいにくの雨降りでしたが、エザワフルーツランドでみたブルーベリーは、冬にもかかわらず、生命力を感じたのをよく覚えています。
ポットでの施設栽培にしようかとも悩んでいた時期でしたが、その時にいい意味でいろいろと驚き、私の栽培方法は「ど根性栽培」に決まりました。
その後も、苗を購入させて頂いたり、相談させていただいたりと、大変お世話になっています。
NHKの「趣味の園芸」というテレビ番組で、江澤さんの取り組みと「ど根性栽培」が取り上げられたことがあり、私も、少しだけ出演させて頂きました。
第一人者はいつもワクワクしている
栽培の「師匠」とお話させて頂き、いつも感じることがあります。
「いつもワクワクしている」ということです。
ブルーベリーをよい産業にするということに、すごいエネルギーを注いでいると感じます。
現在も日本ブルーベリー協会協会の会長であり、この業界の第一人者ですが、いつも新しいことにもとりくんで、いらっしゃいます。
きっと、いろいろ大変なこともあるかとは思いますが、率直に「楽しそう」と感じます。
栽培方法など、体系立てたりすることは、リスクのあることです。
どの情報発信の媒体も完璧ではないので、一定の確率で意味が誤解されて伝わったり、批判を受ける場合もあります。
栽培条件の因子が多く、いろいろな条件で行われている農業ではなおさらです。
それにも関わらず、体系だてて、誰かの役にたつために、情報を出してくれる人たちに対して、私は、皆、尊敬しています。
いわゆる第一人者と呼ばれる人たちは、少し共通点があるように思います。
自分を大きくみせるとか、他人の目にどう映るかといったことには全く関心が無く、「素」で、自分が本当にワクワクすること、必要だと思うことにだけ関心があるように思います。
これまで、自分なりに、一生懸命やってきましが、ワクワクを中心に活動できているのかというと、まだ少し、心の葛藤があったりします。
なるべく、エネルギー値の高い、ワクワクした人たちに触れながら、いい影響を受けていきたいと思っています。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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