脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
最近の子どもたちは・・・とか、
最近の若者は・・・とか、
報道のされ方もあるのかもしれませんが、何故か、社会問題となったり、いろいろな視点で、若年層が批判されることがけっこう多いと感じることがあります。
しかしながら、歴史的にみても、この国は価値観の変化が著しいので、世代間の変化はごく自然なことだと私は考えています。
おそらく、ずっと昔から「最近の若者は・・・」と言われ続けてきたことでしょう(笑)。
一方で、子どもたちや若者たちは、少なくとも、彼ら彼女らがみてきた「大人の姿」を見て育ってきてるので、
ある意味では、自分たちの見せてきた姿が反映されているとも言えます。
変化が著しい時代に、どういう風に子どもたちに向き合っていこうか・・・と考えたことを書いてみました。
子どもたちはいつも大人を見ている
「教育」というと、何かを教え諭すようなイメージがあります。
私自身、子育てが始まり、実際に子どもたちと関わるまでは、そういうイメージをもっていました。
しかし、実際に子どもたちと接していく中で、子どもたちの考え方や行動に一番影響を与えているのは、普段の「親の姿」だということを実感しました。
親の背中を見て育つといいますが、背中とは、まさに親が「毎日どのように生きているのか」ということです。
口先だけで、それっぽい立派なことを言っても、子どもはすぐに見極めます。
それよりも、影響を与えているのは、大人たちの姿、どういう風に人生を生きているのか、
あるいは、その集合体である社会が、どういう姿を見せているのか、ということのように思います。
そういう意味では「最近の若者は・・・」というのは、そのまま自分にも返ってくる言葉でもあると言えます。
活き活きと人生を楽しむ「大人」の姿を見せたい
私は、今のところ、衣食住や学習機会の確保といった基本的なものを除けば・・・・
子どもたちにしてあげられる唯一のことは、「自分の生き方をみせること」だと思っています。
それは、自分らしく楽しく仕事をしたり生活を送りながら、一緒に生きることです。
大人になるって楽しそう、人生って楽しそう、そう感じてもらいたい。
だから、何気ない毎日を私自身が楽しんで過ごしたい。
昔、本田健さんの「ユダヤ人大富豪の教え」を読んだときに、似たようなくだりがありました。
ロングセラーの本ですが、読んだのは5、6年ほど前でした。
自由な人生、本当に幸せなお金持ちになる秘訣などを、主人公が「ユダヤ人の大富豪」であるゲラー氏から学んでいく、本田健さん自身の体験を基にした、ストーリー仕立てで、描かれています。
その一節に
『子どもにしてやれる最大の贈り物は、自分が好きなことをやって生活する姿を見せることだよ。
自分の才能を自由に社会と分かち合い、豊かな人生を生きる姿は子どもにとって最高のプレゼントになるだろう。』
というゲラー氏の言葉がありました。
日々の暮らしの中から、子どもたちにプレゼントを用意していきたいと思うのです。
(自分の人生を楽しむコツやビジネスについてもけっこう影響を受けた本です↓)
最後までご覧いただきありがとうございました。
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