脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ここ数日、ブルーベリーの森あづみのがある、長野県安曇野市も一気に冷え込み、北アルプスの標高が高い山々には雪が降り始めました。
今は10月下旬(2022年)、最低気温も5度前後になっており、霜の降りる日もちらほら出てきました。
晩秋に近くなってきました。
夏草は気温が低くなるとあまり伸びなくなってきます。
しかし、ある程度は伸びたり、種をつけようとしたりはします。
結局いつまで草刈りやるの?
というのがちょっと悩ましい時期でもあります。
私が、今のところ考えている、秋から冬にかけてのブルーベリー農園の草管理について書いてみました。
ブルーベリー農園の草刈りは9月下旬まで
ここ数年は、特別な事情が無い限りは、ブルーベリー農園の下草の草刈りは、9月下旬で終了しています。
うちの農園の場合、9月下旬くらいになると夏草が30cm程度以下までしか伸びなくなってきます。
そして10月下旬くらいから、寒さが本格的にくると夏草が枯れて、倒れて、「草マルチ」になってきます。
草マルチの下で春草や昆虫などの小動物も越冬し、土壌やブルーベリーの根も寒さから守られます。
草は種をつける前に刈り取るべきか?
「雑草は種をつける前に刈り取る」と言われることがあります。
イネ科を主体とした夏草の場合は、種をつける穂が出る前ということになります。
農園の草が9月下旬に30cmくらいまでしか伸びなくなっても、小さいながら穂をつけます。
私は正直なところ、この「種」問題については、あまり気にしていません。
種をつけても、つかなくても、必ず何等かの雑草は出てくるので、種つけなかった場合とつけた場合の違いがよくわからないためです。
地面の表面積には限りがあるため、単純に「種をつける 」から「草が増える」ということでもないような気がします。
1年生の雑草の種のおよそ90%は発芽せずに、発芽しなかった種はリン酸を供給源となっているらしいので、むしろ、それでいいのでは?
とも思います。
ちなみに、自然界でのリン酸の供給源は、鳥や動物のフンや死骸、そして、植物の種だそうです。
有機栽培や自然栽培でよく使われる資材としては、米ぬかがこれに近いかもしれません。
あ、でもアメリカセンダングサだけは、種が服につくので(いわゆる「ひっつきむし」です)、
みつけたら、なるべく種をつける前に刈り取ってます。
そうすると、種をつける前に寒さで枯れてくれます。
そんな感じで、草刈りシーズンを終えていきます。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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