脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
来年デビューの若木ブルーベリーたち
本日からは、これまで、育成中だった、サイトの中で、来年デビュー(収穫)できそうなエリアの剪定をはじめました。
植樹体験を開催したエリアでもあるので、その時の参加者さんにも連絡してみようと思います。
ブルーベリー若木の剪定
ブルーベリーは、地植え(地面に直接植える方法)だと、2~3年生の苗を植えて、3~4年目くらいから収穫する場合が多いと思われます。
少なくとも、2年間以上は、実をつけさせないように花芽(花がつく芽)を落として、樹を大きくします。
挿し木でつくられた苗なので、大人の性質も持ち合わせており、花が咲いて実をつけることもできます。
しかし、あまり小さなうちに実をつけると、弱ってしまうと言われており、実際の収穫は数年後とします。
しかしながら、一体どういう状態になったら収穫を始めるというのは、明確になった情報を私は、あまり見たことがないです。
仕方がないので、これまで、観察した結果で、基準を設けています。
私の場合は、だいたい、2年生苗を植えて、3~4年目で、以下のような状態の目安としています。
- 樹高が0.8m~程度以上
- 強い20cm以上の新梢(シュート)がよく伸びている(※一番重視してます)
- 充実した花芽がある(花芽が極端に小さくない)
ちなみに、これは、ラビットアイ系ブルーベリーの場合で、ハイブッシュ系ブルーベリーは2年生苗から育てたことがないので、正直よくわかりません。
樹勢がかなり違うので、ちょっと違うかもしれません。
この樹は、樹高も1m以上あり、新梢(シュート)もよく伸びています。
収穫の対象にできそうです。
花芽もしっかりとしたものがついています。
まず、確実に切る枝を整理します。
具体的には、弱い枝(5mm以下の針金のように細い枝や、長さ15cm未満のものを目安にしています)や、
向きや配置の悪い枝を切ります。
それから、混みあっている枝を間引きます。
若木の場合は、成木より、けっこう強めに間引いています。
本当に強い枝のみに結実させ、無理させないようにするためです。
かなり間引きました。
下の方にも枝が伸びて花芽出ますが、先端が地上高50cm以下になるような低い枝は、全て、カットしています。あまり下の方に実をつけると、垂れ下がって、実が地面について実が傷んでしまうからです。
そもそも、先端が下方部にある、枝は弱い枝が多いです。
以前は、下の方の枝を途中で切り詰めて、育成中の樹のように、下の枝を伸ばそうとして、収穫と育成のハイブリット型になる場合がありました。
しかし、今は、収穫をすると決めたら、中途半端に切り詰めずに、上方の枝に厳選することを優先し、下方部は全て取り除いています。
こちらは、ブライトブルー。
今、メインで収穫しているサイトでは、一番成長が遅かったのに、このサイトでは、わりと調子がいいのが不思議です。
来年は、まだ、若木の収量は少ないと思いますが、100本くらいは収穫できる樹が増えそうです。
品種的には、5品種ほど増えて、15品種になる予定です。
まだ、私も食べたことがない品種もあるので、とっても楽しみです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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