脱サラした元地方公務員、現在はブルーベリーなどの果樹を楽しんでもらう仕事をしています。神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz))です。
農業を目指した理由、脱サラの経緯、農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又をご覧頂けるとうれしいです。
2020年3月、長野県長野市から、私のブルーベリー畑のある長野県安曇野市へ引っ越しました。
家から1時間半⇒家から5分へと、だいぶ近くなったので、本格的に観光農園の整備をすすめています。
今回は、農園の「食べられる柵」作りです。
竹で柵を作る
そうだ「柵」を作ろう!
小さな子どもたちを、連れて外出するに、いつも思うことがあります。
目を離したら「危険なところに行ってしまうか心配」ということです。
何となく「監視」しているみたいで・・・楽しみながらも、少し気が張っている自分に気が付きます。
安心して、放って(?)、親も心からリラックスできる場所にしたいという思いから、小さな「柵」を作ろうと思ったのです。
どうして竹を使うの?
鋼材などを使えば、それなりに耐久性のあるものが作れます。
自然素材のように、だんだんと劣化する資材は、正直、メンテナンスがめんどうだというのは、農業法人で働いていた時に実感していました。
老朽化していく、木材のウッドデッキを延々と補修したり、ペンキを塗りなおす作業がとても大変でした。
しかし、できるだけ身近な資源を活かしたいという思いから、近所の竹やぶの「竹」をメインの資材にすることにしました。
直すことも考えて、最小限でシンプルなものにしました。
竹は実は、毎年、すごい勢いで、再生される資源です。
一年で立派な竹材が再生します。
壊れても、土に還っていくので、循環する柵も面白いと考えました。
ちなみに、費用も私の人件費以外はほとんどかかりません。
さらによく考えてみると、劣化しないで、土にも還らないというのは、それ自体が不自然で、エネルギーがいるものではないかと思います(だから費用もかかる。)
もしかしたら、「簡単に作れて、壊れて、簡単に直せて、(お金もかからない)。」というのが、実は自然の摂理にはあっているのかもしれません。
農園のコンセプトにも合いそうです。
食べられる柵にする
柵を支柱にする
柵を支柱にして、作物を作ってみたいと思いました。
植物自体も生垣のように柵になるので、竹が少し壊れても、お互いに補うことができます。
以前から柵は、作物の支柱になるのではないかと考えていましたが、パーマカルチャーの本を読んでいたら、偶然ほぼ同じような資料があり、参考に設計図を書いてみました。
まずはベリー類から
まず、ベリー類から取り組むことにしました。
ラズベリー(レッド、イエロー)、ブラックベリー、その他キイチゴ(ヤナガライチゴ、ナガバモミジイチゴ、ホワイトピーチベリー)の苗を入手しました。
ラズベリーとブラックベリーは、農業法人で働いていた時に、若干の栽培の経験があります。
(ラズベリーを植えた。梁はこの後設置します。)
その他、トマト、食用ほおずき、キュウリ、スイカ、メロンなども考えていますが、これらのものは今年、家庭菜園で試行的に栽培し、収量を計算しつつ、種を増やして、来年に臨む予定です。
まとめ
「食べられる柵」は少しずつ、増やしていき、ブルーベリーと一体的にに楽しめるものになればいいなと思います。
(子どもたちに立ってもらいました。高さもよさそうです。)
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうとざいました。
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