脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました、そして今は起業し、自分のブルーベリー農園づくりを進めています、かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。
農業を目指した理由、脱サラの経緯、やりたい農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又は、下記リンクご覧頂けるとうれしいです。
日々着々と準備を進めております。
こうご期待☆
今回は、書店でみかけて衝動買いしてしまった『10年後の仕事図鑑』(堀江貴文、落合陽一、SB Creative)を読んだ感想を書いてみました。
10年後の仕事図鑑』が驚きのような納得のような・・・・
AIなどのテクノロジーが及ぼす急激な変化
すでに多くのメディアなどでも叫ばれておりますが、AI(人口知能)やそれに付随するテクノロジーなどが人々の労働環境を大きく変えると言われています。
書類作成などの定型的な事務はもちろんのこと、法務や医療などの多彩な分野への活用が考えられるようです。
これまでも、コンピューターなどが導入され、自動化、効率化されてきていますが、どちらかと言えばこれまでは、人間が行う前提の道具をより効率化してきているような印象だと思います。
しかし、AI技術も過去から存在していたようですが、コンピューター自体の処理能力やネットワーク環境に制限があるなどのハード面にも課題がありました。
しかし、現在の高性能のコンピューターに膨大なデータを適切に学習させることにより、テクノロジーの開発自体をコンピュータが自ら行う時代になりつつあります。
また、これまで「手」を持たなかったコンピュータが、技術的に細かい作業ができるようになってきたこと、高性能3Dプリンターなどの開発により実用化が促進されています。
一度何等かの分野へ応用されれば、同列の技術を横展開させるのは、IT技術の得意とするところです。
(職人技術の横の連携がないのとは対照的です。)
たしかに、これまで以上に私たちの仕事とのかかわりかたについて急速な変化が起こる予感がします。
在り方が変わる職業など
ざっくりと要約しますと
顧客対応・・・機械が行う
計算や事務処理などを行う仕事・・・機械が行う
倉庫の搬入搬出など・・・機械が行う
公務員・・・ほとんど不要
医師・・・全てが代替されないが、診断や管理などから解放され、手術や患者のケアを主に行う
クリエイター・・・過去のデータから、売れるものを導き出す技術は代替される、それらを活用して、まったく新しい価値を創造することが役割になる。
弁護士・・・過去の判例などとの照合などはコンピュータの得意分野。弁護士は高コストなため、AIに代替される可能性が高い。
ほかにもいろいろとあるのですが、
現在「一生安泰」「勝ち組」と思われている
公務員や医師、弁護士などについても、仕事が無くなるか、役割が限定的になるとされていました。
元公務員としては、少々複雑です。
また、説明が「スマホなどで申請ができれば窓口業務は不要だから・・・」というのは筆者の偏見のようにも思えました。
窓口業務というのは実際の行政の仕事の数%にも満たないからです。
また、人員を削減することを(裏で)検討するのは、国家であれば国家公務員(官僚)であることから、自分たちの利権をあっさりと放棄するとは考えられず、天下りと同じように巧みにかわすことを検討しそうな気もします。
一方で、現実に県などでも一部の事務で実証実験などが行われているところをみると、現実味があるようにも思えてきます。
10年後、すぐには、完全に置き換わることはないけれど、徐々に本に書いてあることに近づくかもしれません。
医師や法務関係の仕事も、責任者が必要になると思われるので、全てが置き換えるとは考えられませんが、膨大なデータベースから最適解に近い結論を出し、それを人間が承認するようなシステムになるかもしれません。
たしかに、その職業の絶対数は今ほど必要はないかもしれません。
じゃあ、どうすればいいんだろうね
自分の職業は特殊だと思っている人が多いけど
そんなことはなく、思っている以上に機械にできることは多いです。
人間しかできないこと、
もっと言えば「その人」しかできないことにしか価値がなくなるのだから
個人の価値を高めること。
それは、資格取得などではなく、個性を活かす生き方をすること
具体的には、自分が好きなこと、興味があること、遊びの延長にあることを掛け合わせて個人としての価値を磨いていくことではないかと思います。
行きつけの店のマスターとか
〇〇さんがやるから価値があること、の追求なのかもしれません。
それは「人間らしく、自分らしく、生きること」に近いような・・・
なんとも、いろいろやったあげく、生きていくためだけの労働から解放され
原点回帰したような、なんとも複雑です。
AIに仕事を取られるというよりは、人間らしく、自分らしく生きることができる未来なら、案外悪くないのかもしれません。
本当のところはどうなるかなんて誰にもわかりません(著者もそう言ってます)
しかし、近年の様々な変化のスピードは過去と比較にならないくらい早く、仕事の在り方や人生の在り方も、今とは少し変わっていることだけはたしかだと思います。
興味がありましたら、是非ご一読ください。
今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
※「にほんブログ村」のブログランキングに参加しています。
よろしければ、画像をクリックしていただけるとランキングに反映され、励みになります。
コメント