脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
2023年度の剪定作業が、完了しました。
2023年度のブルーベリーの剪定が完了しました
先日、開催したブルーベリーの剪定セミナー用に残しておいたブルーベリーがありました。
セミナーで実習を行い、残ったものなどを仕上げて、2023年度の剪定が完了しました。
ブルーベリーの剪定にかかる時間(2023年度)
前日に降った雪も、ほとんど溶けました。
トータルでは延べ作業日数24日間、95.7時間でした。
まだ、そこまでは、多くない印象です。
一人でも十分できます。
ブルーベリーの剪定かかった時間を個別にまとめてみました。
1ブルーベリー(ラビットアイ系)成木の剪定
(前提条件)
- ラビットアイ系ブルーベリー植え付け5年目の冬(7年生の冬)
- ど根性栽培※
- ブルーベリーの栽培経験7年目の人(私です)
- 冬期の剪定(主に間引き剪定による枝整理が中心、花芽調整なし)
- 観光農園を想定した剪定
ここまでの、剪定作業時間の数値を集計すると、
12.7±3.1(分/本)となりました。
※ど根性栽培については、過去記事などをご覧ください↓
2ブルーベリー(ラビットアイ系)若木、幼木の剪定
(前提条件)
- ラビットアイ系ブルーベリー植え付け3年目の冬(5年生の冬)
- ど根性栽培※
- ブルーベリーの栽培経験7年目の人(私です)
- 冬期の剪定(成長のための切り返し剪定と初めての収穫時の枝整理が混在)
- 観光農園を想定した剪定
幼木~初めての収穫の若木は
3.1±1.0(分/本)となりました。
収穫するものと、しないものが混在していて、内訳がわかりにくいですが、平均すると短時間の作業でした。
3ブルーベリー(ハイブッシュ系)成木の剪定
ポット栽培から移植したハイブッシュ系の場合です。
(前提条件)
- ハイブッシュ系ブルーベリー植え付け4年目の冬(ポット栽培成木の移植、樹齢不明)
- ど根性栽培
- ブルーベリーの栽培経験7年目の人(私です)
- 冬期の剪定(主に間引き剪定による枝整理が中心、花芽調整あり)
- 産直サイト等での販売を想定した剪定
移植したハイブッシュ系の場合は、
7.5±1.5(分/本)となりました。
ハイブッシュはうちでは本数は少ないですが、徐々に適応してきて、収量もあがってきています。
2024年のブルーベリーの収量予測は?
私は、剪定をしながら、1本1本のおおよその花芽を数えており、それをもとに収量予測をしています。
まだ、集客や販売の計画をたてるためです。
これまでの、実績データをもとに、受粉率、天候や落果実等によるロス率なども独自に補正して計算しています。
2024年の収量予測では、昨年実績の2倍弱くらいの収量になりそうです。
昨年より、2倍近くのブルーベリーを提供できそうで、楽しみです。
ほかの果樹シリーズの剪定へ
ヘーゼルナッツ、ローズ類、ブドウやプルーン、グミ、マルベリー(桑)、木苺シリーズなどの剪定も残っているため、
ブルーベリーの最終点検もしつつ、剪定作業をすすめていきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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