脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
自分の能力というのは、かなりの人が過小評価しているような気がしています。
例えば自分が、家庭菜園が好きで、野菜作りに詳しかったとしても、
何故か、その分野のトップレベルの人と比較して、「自分なんて・・・」と思ってしまうことが多いような気がします。
しかし、そのままのレベルでも、十分誰かにとって役に立つ情報だったりすることも実は多いようです。
最近、そんなことを感じるできことがあったので、シェアしたいと思います。
ふと、始まった「ITコンサル」(?)業
ブルーベリーの森あづみのの、農園の近所の方に、ブルーベリー狩りシーズン前に、
「お騒がせしますが、よろしくお願いします。」と毎年挨拶をしています。
その時に、ふと、「パソコンとか詳しくない?」と聞かれ、
スマホからの直接プリントなど、その方の日常のIT機器の「設定」などをサポートすることになりました。
特に、料金をいただくようなことではないと思って断っていましたが、
「それでは申し訳ない。」という先方の意向もあり、有料で相談に乗りながらサポートするという流れとなりました。
何故か、ITコンサル(?)業がスタートしてしまいました。
もともと、私は県庁の技術職員だったのですが、基本的には事務仕事をやっていました。
特に若い頃は、「若いから」という理由だけで、パソコンなどのIT機器やネットワークなどの担当となることが多かったです。
特に若いからといって、IT関係が得意だというわけではなかったのですが、その時必要にせまられて勉強し、ITパスポートという国家資格も取得しました。
それから、10数年・・・起業した時に、ホームページやブログなどのサイトの作成や運営を始め、
SNSやネットショップの運営などもやってきて、知識も必然的に身についていきました。
いつの間にか、初めてやることでも、ある程度は、Google検索なども使いながら、基礎的なことはできるようになっていました。
その道のプロではないけど、ある人にとっては十分に役経つスキルだったりもするんです。
さらに・・・プロに頼めば高価だけれど、「ちょうどいい」価格帯で提供できるのも魅力(?)なのかもしれません。
意外に特殊技術?行政手続き
農地法などの手続きをする機会があり、申請書類などを作成することが多々ありました。
私は元々、行政の仕事をしていて、複雑な手続きを相当数こなした経験から、法令など許認可関係が結構、得意分野でした。
そのため、農地関係の書類作成は意外なほど簡単に作成することができました。
どちらかというと、所有者の方が県外在住だったりと、承諾書類を集める方が労力がかかりました。
行政書士に依頼すれば、10万円程度かかる場合もあるそうです。
山地災害の復旧工事などの計画・設計や施工監理の仕事も長かったため、
測量や、CAD製図も得意です。
「図面が書ける」というのは、様々な場面で申請書類を作成するのに非常に有利だと思いました。
さらに、自分が行政の人間だったこともあり、先方が求めるものが「何となくわかる。」というのも強みかもしれません。
これは、長年の「勘」のようなものです。
ちなみに、業務として行政手続きを代行する場合には「行政書士」の資格が必要となりますが、
もしかしたら、こういった方面でも活かしていけるのかもしれません。
その中にいると、「こんなことできて当たり前」と思っていることが、
場面が変われば、誰かにとっては、そうではないことも多いということがわかりました。
まとめ
自分が得意なことできることは、何故か過少評価してしまう。
それは、自分が得意なことは、「さらにすごい人」の存在を認識できてしまうからかもしれません。
しかし、それを全く知らない人やすごく苦手な人にとってみては、今のままで、すでに役に立つスキルや知識だったりすることもあるようです。
「自分なんて・・・」て思えるだけ、ある意味でその分野にかなり精通している・・・
それは、普通の人や苦手な人から見れば、すでにすごいことなのかもしれません。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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