脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
私はハーブティーが好きで、自分でブレンドもしています。
ブルーベリー農園にも小さなハーブ園があり、いろいろなハーブを育てています。
知れば知るほどおもしろく、昨年3月には日本メディカルハーブ協会の「メディカルハーブコーディネーター」の資格も取得しました。
今回は、ハーブティーのブレンドの魅力や簡単な方法について紹介します。
●メディカルハーブティーのブレンドの魅力と簡単な方法について紹介します
ブレンドにより広がるハーブティー可能性
さらに効果的、さらに飲みやすく
ハーブティーの効能は、ブレンドすることで相乗効果を発揮するものが多く、一種類よりも複数をブレンドした方がより効能があります。
例えば、ジャーマンカモミールとレモングラスはともに消化器官に働きかけ、相乗効果で胃腸を整えます。
また、ハーブティーは飲みなれないと思いのほかくせのあるものが多いです。
ブレンドすることで、飲みやすく、より楽しいティータイムになります。
自分でブレンドするメリット
気分にあわせたブレンドができる
自分でブレンドすることで、気分にあわせたブレンドができます。
すっきりしたいときに、ローズマリーを少し加えるとか。
温まりたいときに、少しジンジャーを加える。
甘味をステビアで調節したりといったこともできます。
鮮やかにしたいときに、ハイビスカス(ローゼル)を使ったりと自由自在です。
(↑ローゼルを加えると色鮮やかで酸味のある味わいに)
基本的に、混ぜてはいけない組み合わせはないので、オリジナルを考えるのもおもしろいです。
どうしても苦手なものは除ける
すでにブレンドしたハーブティーも販売しています。
数種類のハーブがブレンドされており、扱いは楽ですが、
中には、どうしても苦手なハーブがある場合があります。
私の妻は、既製品のブレンドハーブティーの中のエルダーフラワーが少し苦手だったり、
私も、オレンジピールやミントが多すぎるとやや苦手です。
自分でブレンドすれば、量を減らしたり、省いたりすることができるのも、自分ブレンドのハーブティーのメリットです。
ハーブティーブレンドの方法をざっくりと紹介
ハーブティーをブレンドする目的は、前述のとおり
「相乗効果で効能を高める」ことと「より飲みやすく、美味しくすること」です。
最初は、既存のレシピを参考するのがよいですが、参考とするうちにだんだん、コツが見えてくると思います。
●ハーブティーの効能の似た者を組み合わせる(相乗効果)
●くせの強いものに飲みやすいものを加える。
※妊娠中の方は、妊娠中に避けた方がよりハーブにご注意ください。
●量の目安は、ティーカップ2杯で小さじ2くらい(ふわっとした花の場合は大さじ)
●3~5分で熱湯抽出(葉・花は3分、実・根は5分目安)
写真は、痛み全般を抑えるフィーバーフューに、神経の不安などを鎮めるレモンバーベナとカモミールを加えた例です。
また、フィーバーフューはくせが強いため、カモミールとレモンバーベナと組みあわせることでのみやすくなります。
こちらは、冷えに効くブレンドです。レモングラスとジンジャーで冷え対策の相乗効果、少量のステビアで飲みやすくなります。
こちらは、香りも色も鮮やかなリラックス効果のあるブレンドです。
ハイビスカス(ローゼル)は色だけでなく、クエン酸が豊富で、体の疲れにも効果があります。
こちらは、喉の痛みに効くブレンドです。抗菌作用のあるレモングラス、タイム、ローズマリーに、粘膜を保護するマロウを加えています。
こんなざっくりとした感じでも、どんどんブレンドできます。
このように、ブレンドは、ハーブティーの可能性を広げてくれる素晴らしいものであり、自分でブレンドすることで、もっともっと楽しむことができますので、非常におすすめです。
今後とも、勉強しながら、いろいろなレシピを紹介していきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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