【「専門店」のマーケティング的な『魔法』】脱サラ元公務員のひきよせ農業vol.101~ブルーベリー&自然栽培

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からあげ専門店の画像

脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました、そして今は起業し、自分のブルーベリー農園づくりを進めています、かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。

 

農業を目指した理由、脱サラの経緯、やりたい農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又は、下記リンクご覧頂けるとうれしいです。

 ⇒かんざきたつやのプロフィールページを見る

 

 

日々着々と準備を進めております。

こうご期待☆  

今回は、専門店のマーケティング的な位置づけについて書いてみました。

 

 

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「専門店」のマーケティング的な『魔法』

意外にある専門店

 

首都圏などでは以前から多かったのかもしせませんが、

私が住んでいる長野県にも「専門店」と明確に表記した店舗などが目立つようになってきた気がします。

 

「電子タバコ専門店」「ガトーショコラ専門店」などなど

f:id:tty-kanzaki:20190405111531j:plain

 

専門化する意味

なんらかの事業(商売)をするにあたり、一般的には「成長カーブ」という模式図のような動きをすると言われています。

成長曲線の図

(図-1  成功者の告白(神田昌典)P43図一部加筆)

 

事業が成功するかについては、品質や経営者の能力のようにも思えますが

ほとんどの場合、事業が成功するか否かは市場の成長カーブのどのタイミングで参入するかにより決まってしまいます。

 

どの時期に参入するかは、様々な意見があるようですが、成長期の初期に参入することが収益的には最も有利であると考えられ、初期であれば競合も少なく、

たとえ競争があっても全体の収益が最も大きくなるゾーンだからです。

 

高度経済成長期で家電などを効率的に販売し、急成長したような企業であっても、現在参入するればおなじような成功ができるとは限りません。

 

現在は、様々なサービスや物に溢れ、成熟した市場だらけのように思えますが

 

さらにそれを細分化し、専門化するということは、

すでに成熟した市場を、細分化して、再び新たな成長カーブを起こすことを意味します。

 

例えば

 

お菓子市場は成熟しているけれど、

→さらに細分化し「チョコレート菓子」

→もっと細分化し「ガトーショコラ」専門

 

小さい事業者にとって、細分化することは、

著名な「ランチェスター戦略」などでも言われており、

「戦わない経営」(浜口隆則、かんき出版)などの著者、浜口隆則市の提唱する

「ポジショニング」的な視点からも重要かと思われます。

 

戦わない経営

戦わない経営

 

 

 (参考記事)

www.ttykanzaki.com

 

しかし、ここで注意する必要があるのは

 

ニッチなものになればなるほど、市場そのものが小さすぎる場合もあるため、

あまりにも市場が小さく、収益化が困難となる場合は、そもそも参入すべきかという検討と、

小さな市場に参入する場合は様々な発信ツールで啓発活動などを行い、自ら市場を大きくしていくことが必要になるという点です。

啓発活動などからの草の根活動でいく場合は、単価が高くないとしんどいかもしれません。

 

インターネットビジネスのアフリエイトなどで、ニッチなキーワードは見つかっても

検索数自体が少ないと収益化できないのと似ています。

 

「ブルーベリー摘み取り園」的にはどうだろうか

私の場合は、果物狩りや青果物の生産という大カテゴリーから、

「ブルーベリー狩り」と細分化、専門化する事業に参入することになります。

 

これを自分の事業にあてはめて考えてみると

 

青果物の生産や果物狩りは、世の中で長年行われてきており、参入者も多い成熟期のように思え、一見新規参入の時期でないように見えますが、

以下のような視点でも見ることができると思います。

  

果物狩り

→生産のついでにやっているタイプは成熟期。摘み取りに特化したホスピタリティの高いタイプはまだ成長期。

 

ブルーベリー狩り

→ブルーベリー狩りは成長期だが、ややマイナーなので市場を広げる必要があるかも

 

青果物としてのブルーベリーの生産

→成熟期。ブルーベリー狩りなどの体験と合わせたおみやげ直売は成長期。

 

加工品としてのブルーベリーの生産

→成熟期。ブルーベリー狩りなどの体験と合わせたおみやげ直売は成長期。

  

ブルーベリー狩りの市場の大きさは、正直よくわかりません。

しかし、愛知県の畔柳茂樹氏の「ブルーベリーファームおかざき」が有名になってはいますが、ほかの果物狩りと比較した場合、長野県内では、比較的少数派で、まだめずらしいと言われることが多いように思えます。

  

ブルーベリーは、追熟しないので、完熟したものは、出荷されたものではあまり存在していないので、基本的に摘み取りでないと食べられないこと、健康面での大きな効用、無農薬栽培などを、様々な方法で広報し、ブルーベリー狩り自体の市場をひろげつつ、といった活動も併せて必要だと考えました。

まとめ

正直、ちょっとまどろこしい検討をしました。

もちろん自分が農業が好きでワクワクする。といったことは大前提で、

正直私は楽しんでいないとエネルギーが湧いてきません。

 

しかし、それを幸せに実現するための方法として、ビジネスのルールやいろいろな視点を学んだり、教わったり、楽しみながら実践することも大切にしていきたいと思っています。

 

今回の最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

 

(参考資料)

  • 世界一ゆる~い幸せの帝王学(ビジネス編)補足資料(本田晃一)
  • 成功者の告白~5年間の起業ノウハウを3時間で学べる物語~(講談社、神田昌典)
  • 戦わない経営(浜口隆則、かんき堂出版)
  • 究極のマーケティングプラン(ダン・S・ケネディ、東洋経済出版社)

 

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