ちょっと雪が降りましたので、パイプハウスに対策を vol169

パイプハウスの画像 脱サラ農業・起業
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脱サラ元地方公務員、ブルーベリー農園経営者。かんざきたつや(@ttykanz)です。

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雪が降りました。

(ブルーベリーさんも耐えてくれてありがとうございます。)

長野県というと雪のイメージをもたれる方も多いと思いますが、全体的に見ればでは決して積雪量の多い県ではありません。

特に、東部や中部地域は冬の晴天率が高いことで知られています。

但し、寒い・・・・

安曇野市も積雪量が少なく、底冷えするような地域です。

全く降らないこともありませんが、数回程度、多くても20cm程度ではないでしょうか。

パイプハウスは、その構造上、積雪にはとても弱いです。

念のため少し対策をしておきました。

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番線で変形を抑える

パイプハウスは、アーチ状のパイプを立てて構造体ができているため、

積雪により、上から荷重がかかると、肩の部分が外側に広がって変形しようとします。

そして、全体がつぶれてしまうことが多いようです。

このため、肩の部分が変形しないように、番線やワイヤーなどで固定しておきます。

全農などが公表しているマニュアルでは1間(約1.8m)おきに1本のようです。

私が作ったパイプハウス小屋は奥行が2.7mしかないので、真ん中に1本だけということになりますが、念のため3本設置しました。

番線は12番線(線径2.6mm)を使いましたが、けっこう硬くて、私の力ではピンと張れません。

ターンバックル」という道具で緊張させていくと・・・・

こんなにピンと張れます。

3本所設置しました。

ビニールの抑えも設置

雪というよりは強風対策ですが、併せて作業しました。

ビニールの固定は「ハウスバンド」と呼ばれる樹脂製の紐を使います。

作業しながらだと写真が取れなかったので、完成写真のみです。

ネット上では何故かあまり情報がありませんでしたが

北海道の富良野でメロンを栽培している「寺坂農園」の寺坂祐一さんの動画が一番わかりやすかったです。

寺坂さんの著書も以前読んだことがありますが、インターネットなどを非常に効果的に使っている手法などは非常に参考になると思いました。

その他気が付いたこと

周辺には、似たようなパイプハウス状の小屋があるのですが、積雪があまり下に落ちていません。

この小屋に張ってあるのは、布状のシートなので、雪が滑り落ちにくいのかもしれません。

冬場は雪がひっかかるものは極力ない方がいいのかもしれません。

(ビニールの場合は、雪が滑り落ちやすい)

(布状の素材を張ってあると、雪が滑り落ちにくい)

今回は、昼頃になったら、きれいさっぱり溶けました。

ブルーベリーもパイプハウスも無事冬を乗り越えてほしいと思います。

今回も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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