脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブルーベリーの森あづみのでは、ブルーベリー「ど根性栽培」という栽培方法に取り組んでいます。
ど根性栽培は、千葉県木更津市の江澤貞雄(エザワフルーツランド)さんが提唱するブルーベリーへの過度な人間の干渉を「しない」ことで、
ブルーベリー(特にラビットアイ系品種)の潜在能力を発揮させる栽培方法です。
ど根性栽培の詳細については、関連記事をご覧ください↓
同じく、「ど根性栽培」にとりくんでいる農園が山梨県北杜市にあります。
「SHIZENブルーベリー園」さんです。
私が「ど根性栽培」を始めた頃に、私の農園ブログを読んでいただいて、連絡をいただいたことをきっかけで、知り合いました。
その後、ブルーベリーの森あづみのに来ていただいたり、情報交換をしたりと、仲良くさせていただいている「ど根性栽培仲間」です。
今までなかなか、SHIZENブルーベリー園に行くことができず、この度、やっと見学に行くことができました。
標高や栽培方法など栽培の条件は比較的似ていますが、それでもやはり環境には微妙な違いがあり、育ち方に個性があったりと、いろいろと勉強になりました。
その様子を書いてみました。
SHIZENブルーベリー園は気持ちの良い場所
SHIZENブルーベリー園さんは、中央道長坂インターからすぐ近く、とてもアクセスのしやすい場所です。
八ヶ岳山麓の自然豊かな場所で、火山灰土の扇状地形、とても水はけのよい条件であり、ブルーベリーには最適の地形や土質です。
とても広々としていて開けた環境。
なんとなく、空気がよく流れる、酸素が多く感じる、気持ちの良い場所です。
「滞らない」「空気(酸素)が循環する」環境はとても気持ちよく感じます。
こういう場所を「イヤシロチ」というのかもしれません。
この日はあいにくの曇り空でしたが、晴れていれば八ヶ岳が綺麗に見えるそうです。
育ちやすい品種が少しうちの農園と少し違った
SHIZENブルーベリー園さんで栽培している品種と、ブルーベリーの森あづみので栽培している品種は似ているものが多いです。
両園とも、前述の、江澤貞雄さんに品種についてアドバイスをいただきながら、エザワフルーツランドから購入している苗がメインだからです。
育ちやすい品種や成長がやや遅い品種は、傾向が似ているものもありました。
今後、情報交換しながら寒冷地での適するラビットアイ系品種を探っていくのもおもしろいと思いました。
一方で、同じ品種でも成長具合が違うものもありました。
土質や気象条件が似ていても、微妙な環境の違いもあることがわかりました。
似ている条件で育てても、やはり完全に同じにはならない。
ましては、全国一律で考えることは、さらに無理があるのかもしれません。
そういう意味でも、他の畑のブルーベリーをみることは、とても勉強になると思いました。
コロナウィルスが流行したこともあり、あまり見学などに行けていませんでしたが、
勉強のために、いろいろと出かけてみようとも思いました。
積もる話が多すぎて・・・
同じ時期に栽培を始めたこともあり、
やはり共通する課題があったり、関心のあることが似ていたりと、
積もる話はつきません。
気が付くと、夕方になっていました。
夕方になって記念写真をとったので、薄暗い感じになってしまいました(笑)
SHIZENブルーベリー園さんは、来年の夏(2023年)にブルーベリー狩りをオープンするということなので、
シーズン始まったら、また遊びに来たいと思います。
・・・と思ったら、私もブルーベリー屋さんなので、繁忙期ではないか!
・・・どーにかして、来よう!
意外と近いし(片道1時間から1時間半)。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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