ブルーベリー栽培のランニングコストはどれくらい?~2023バージョン~vol775

観光農園の始め方
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脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。

農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。

有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。

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確定申告の時期であり、会計処理をまとめています。

少々面倒ですが、栽培の経費が、どのようにかわってきたかなどもわかっておもしろいところです。

現在のブルーベリーの栽培に関わるランニングコストについて書いてみました。

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年間のランニングコスト

前提条件は以下のとおりとします。

  • ブルーベリー約600本(ラビットアイ系約95%、ハイブッシュ系約5%)
  • 5~7年生(もっと上のものも少しあるが年齢不明)
  • 長野県安曇野市穂高地区
  • 土壌は黒ボク土
  • 観光農園主体の経営
  • 草生栽培
  • ど根性栽培※

※ど根性栽培については過去記事などをご覧ください。

私が現在、年間に、純粋にブルーベリー栽培にかけている費用の概算は以下のとおりです。

費目細目費用(円)備考
肥料費菜種油かす34,000
動力光熱費ガソリン14,000主に乗用モア
雑費消耗品等13,000
61,000
※千円未満切り上げ

これは、純粋に「栽培」のみの場合であり、観光農園に関わる運営費用は別途かかります。

硫黄粉や木材チップ等は植えつけ時に使用していますが、以降は基本的に追加していません。

菜種油粕は、やらない年もありますので、資材的には、最大値です。

(菜種油かす、圧搾抽出の国産品を使っています)

また、会計上は、機械や果樹の減価償却費等が加算されますが、ここでは、わかりやすくするため、実際に支出されるものを加算しています。

使う資材が、減ってきてるため、10aあたり17,000円程度と、かなりリーズナブルに栽培できています。

労働集約的なスタイルは時間管理も大切

人件費の割合が高い仕事は「労働集約的」と呼ぶ場合があります。

私の場合は、比較的労働集約的な事業となっています。

昨年までは、家族労働でどうにかできていました。

実質的な支出はありませんが、例えば、その時間を他の仕事にあてた場合(機会費用)との比較は必要だと思いますので、労働時間はExcelで管理しています。

今年は、雇用も検討しているため、さらに検討することが増えそうですが、楽しみでもあります。

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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