脱サラ、元地方公務員、去年まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました。かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。
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現在は、農業法人を退職し、独立起業をしており、子どもたちの笑顔あふれる、「やすらぎと思い出づくりをそっとお手伝いするブルーベリー農園」を創るべく、日々まい進しております。
脱サラ(脱公務員)の経緯や、農業、そしてブルーベリー観光農園を志した経緯、やりたい農園のコンセプトなどについては、以下の過去記事をご覧ください。
No.78【摘み取り園をやりたいのはこういうわけなのです・・・】
長野県安曇野市にて農地を探しておりましたが、ひと月くらい前に市の農業委員会の会議にて、計画をプレゼンする機会を頂きました。
そして、先日、農業委員会の事務局から「候補地の情報があります。」との連絡がきたため、早速、伺いました。
今回はそのことについて書きたいと思います。
農業委員会事務局に到着
市の農業委員会事務局は、市役所内にあり、新規就農で相談していた農政課のとなりにあります。
事務局長はわかりませんが、次長以下は市の職員の方だと思われます。
先日、担当者の方にアポをとっておりましたが、会議で不在とのこと。
・・・あれ?また出足からつまずいてる?
重大な物事の決定前には、もしかしたら、そんなこともあるかもしれない。
今日は、そういう日ではなかったのかも。
ここは天にまかせつつ出直そうかと、勝手に思っていた矢先。
担当者の方が慌ててやってきました。
(今、市議会中みたいなので、忙しいのかも?)
(急な打ち合わせ、急な呼び出しは、議会中あるあるです。)
・・・と、私の前職が行政マンだったもので、心の中で要らぬ気づかいをしていました。
話がそれましたが、
市のGIS(地理情報システム)らしきものを使って、パソコンの画面で航空写真などをみながら2つの候補地を紹介頂きました。
一つは、先日の農業委員会でも、少し話題にあがっていた、牧草地。
一つは、水田跡地でした。
航空写真の情報は、印刷して出すことはできないそうなので
(おそらく、システムの利用範囲が限定されているのでしょう。)
住宅地図から地番や氏名を抜いたような白地図を印刷した頂きました。
私は、この地域にそれほど土地勘がなかったので、念のため、自分の地図にも場所をおとし、記憶が新しいうちに、スマホでグーグルマップにも場所をおとしました。
いずれの土地も、耕作をやめる意向があり、今後の管理懸念があるとのことでしたので、
借りさせて頂くことで、双方にメリットがありそうです。
ありがたい。
また、現地を見てもらうなどして、借りる意向があれば連絡を頂ければ、斡旋します。
とのこと。
ひとりで見に行ってもよさそうだったので、もちろんすぐに見に行きました。
もちろんすぐに見に行きました
候補地の一つ目は
酪農をやっていた方が栽培していた牧草地でした。
面積もちょうど借りたいサイズでした。
なだらかな緩斜面であり、土壌は火山灰質の黒ボク土であり、水はけがよく、ブルーベリーの栽培の条件としては最高です。
連絡する道がちょっと狭く、摘み取り園としては不利な点ですが、普通自動車ならなんとか入れそうです。
もし、今後、近接する周辺の土地を駐車スペースなどとしてお借りすることが可能であればさらに、利用の幅が広がりそうです。
住宅地にも隣接しているため、電線などをひくことは容易だと思われます。
水源は、今日の時点ではよくわかりませんでした。
候補地の二つ目は
河川に隣接する水田地帯でした。
昨年まで水田として耕作していたそうです。
ゆるやかな斜面になっているせいか、ちょっとした棚田みたいになっており、
その中腹にあたるので、おそらく水田に水をはっている時期は、
上部からの水が相当染み出てくると思われます。
最近の水田にみられる排水能力が高いタイプではなく、水が抜けにくそうです。
土壌は典型的な低地水田土であり、粘土質で水はけが悪そうです。
よって、水田以外の利用は難しいと思われます。
ここは、水はけや土壌条件などの面から、ブルーベリー栽培は、あきらめた方がよさそうです。
今回紹介いただきました箇所ともう一つ、別の地区で知人を介して紹介して頂いている場所もあることから、これらを総合して、検討してみたいと思います。
非常ににありがたいことです。
本当に感謝です☆
実際に借りることとなりましたら、しっかりと栽培するのはもちろんのこと、地権者や地元の方のお役にも立てるよう、地域に貢献していきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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