脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
ブルーベリーの森あづみのには「ブドウ棚のレストスペース」があります。
以前、ブドウ農家である友人の農作業を手伝っていたときに、ブドウの日陰が思いのほか涼しかったことが印象的で、思いつきました。
1年目はあまり伸びなかったのですが、2年目である昨年にすごくのびて、よい日陰を作ってくれた上に、ブドウも思いのほかたくさん収穫できました。
昨年までは、ほとんど伸びるままにしていたのですが、3年目となる今年は剪定し、樹形を整えるようにしました。
ブドウは当年度に伸びる新梢がメインになる植物
ブルーベリーとブドウが決定的に違うのは「ブドウは当年度に伸びる枝がメインになる植物」だということです。
ブルーベリーは、昨年伸びた枝に、葉っぱと花(実)がつくので、樹形がイメージしやすいです。
一方ブドウは、今年の春から伸びる枝に葉っぱと実がつくため、そのためのスペースを空けておく必要があります。
(↑ブルーベリーは昨年伸びた新梢から葉っぱと花(実)がでるため、樹形がイメージしやすい)
(↑ブドウはこれから伸びる新梢に葉っぱと実が付くため、そのスペースをかなりひろめにとっておく必要がある。)
ブドウはたくさん剪定する
ブドウは剪定方法にもよりますが、少なくとも7~8割は剪定することになります。
(↑剪定でつくる樹形は、骨格をつくるイメージだと思います。)
剪定でつくる樹形は骨格のようなもので、そこから伸びる新しい枝で、全体が形づくられていくように思います。
(↑たくさん剪定するので、剪定枝はけっこう出ます)
せっかくなので挿し木用の穂木もゲット
(↑1年生の枝で挿し木用の穂木にします)
せっかくなので、挿し木用の穂木もゲットしました。
本当は晩秋から初冬に取る方がよいそうです。
挿し木については動画でも紹介していますので、よろしければご覧ください。
今年は棚全体をカバーできそうです
昨年は棚の1/3くらいしかカバーできなかったのですが、今年の様子をみるかぎりでは、棚全体をカバーできそうなきがします。
葉っぱで作られる木陰は、パラソルやタープより涼しかったので、さらに快適にすごせるようになるように思います。
ぜひ、楽しみにしていてください。
(↑やはり木陰は涼しさが違います)
(↑昨年収穫した「ナイヤガラブドウ)甘くて良い香りです)
(参考文献)
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