脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
有機JAS認証を取得した「オーガニックブルーベリー」を栽培しています。
確定申告の時期であり、会計処理をまとめています。
少々面倒ですが、栽培の経費が、どのようにかわってきたかなどもわかっておもしろいところです。
現在のブルーベリーの栽培に関わるランニングコストについて書いてみました。
年間のランニングコスト
前提条件は以下のとおりとします。
- ブルーベリー約600本(ラビットアイ系約95%、ハイブッシュ系約5%)
- 5~7年生(もっと上のものも少しあるが年齢不明)
- 長野県安曇野市穂高地区
- 土壌は黒ボク土
- 観光農園主体の経営
- 草生栽培
- ど根性栽培※
※ど根性栽培については過去記事などをご覧ください。
私が現在、年間に、純粋にブルーベリー栽培にかけている費用の概算は以下のとおりです。
費目 | 細目 | 費用(円) | 備考 |
肥料費 | 菜種油かす | 34,000 | |
動力光熱費 | ガソリン | 14,000 | 主に乗用モア |
雑費 | 消耗品等 | 13,000 | |
計 | 61,000 |
これは、純粋に「栽培」のみの場合であり、観光農園に関わる運営費用は別途かかります。
硫黄粉や木材チップ等は植えつけ時に使用していますが、以降は基本的に追加していません。
菜種油粕は、やらない年もありますので、資材的には、最大値です。
また、会計上は、機械や果樹の減価償却費等が加算されますが、ここでは、わかりやすくするため、実際に支出されるものを加算しています。
使う資材が、減ってきてるため、10aあたり17,000円程度と、かなりリーズナブルに栽培できています。
労働集約的なスタイルは時間管理も大切
人件費の割合が高い仕事は「労働集約的」と呼ぶ場合があります。
私の場合は、比較的労働集約的な事業となっています。
昨年までは、家族労働でどうにかできていました。
実質的な支出はありませんが、例えば、その時間を他の仕事にあてた場合(機会費用)との比較は必要だと思いますので、労働時間はExcelで管理しています。
今年は、雇用も検討しているため、さらに検討することが増えそうですが、楽しみでもあります。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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