脱サラ元公務員、現在はブルーベリー&パーマカルチャーの農園をやっています 神崎辰哉(かんざきたつや(@ttykanz) )です。
農園の名前は長野県安曇野市、北アルプスの山麓で「ブルーベリーの森あづみの」といいます。
「ブルーベリーの森あづみの」は今年で、オープンして3年目となります。
これまで、事業用の固定電話はありませんでした。
携帯電話で対応していましたが、この度、農園用の「固定電話」を設置しました。
昔は、固定電話の設置にはけっこう費用がかかりましたが、
今や、携帯電話が普及して、固定電話はサブ的な存在になりつつあり、サービスによっては価格帯で設置することも可能です。
私が導入した、Softbankの「おうちのでんわ」を紹介します。
農園用の固定電話を設置した理由
プライベートでは、私はほとんど携帯電話しか使っていないため、固定電話は必要がありません。
農園ホームページなどの一般むけWEBサイトには、携帯電話の番号を載せたくなかったので、掲載はしていませんでした。
ブルーベリーシーズンに摘み取り体験を予約していただいた時の、返信メールのみ当日の連絡先として掲載していました。
しかし、昨年、お客様より「予約時間より少し遅れる」といった連絡をしたかったのだけど、ホームページなどをみても電話が掲載されていなくてあせった・・・というお話をお聞きしました。
たしかに、予約の返信メールは確認、程度だと思い読み飛ばしてしまいがちなので、
まじまじと文面を読むことの方が少ないかもしれません。
そういった、トラブルを避けるため、農園用の固定電話を設置することにしました。
農園には常時は建物がないので、電話を設置するのは自宅となりますが、オプションの転送サービスを利用して、外でも携帯電話で受けられるようにしました。
Softbank「おうちのでんわ」のメリット
私が選んだのはソフトバンクの「おうちのでんわ」というサービスです。
特徴としては、一般の光電話などと比べて費用が安く、最安で月額500円台で利用できます。※1
さらに、設置が簡単で、契約してその日からすぐに使えるという点がメリットです(新規番号の場合)。
「でんわユニット」という、受信装置を設置し、電話の機器につなぐだけで利用開始できます。
携帯基地局を利用した回線なので、通常の光電話のようにインターネット回線を必要としません。
国際電話やFAXにも対応しています。
利用開始1年間は「スタート割」という割引が適用になるため、月額528円が割引になります。
Softbank携帯やワイモバイル携帯、SoftbankAir(インターネット回線)をすでに使用していたり、
同時に申し込むと、「まとめて割」という割引が適用になるため、月額528円割引が「永年」割引になりさらにお得です。※2
※1電話機器の費用は別途必要です(電話の機械は自分で用意する)
※2「スタート割」と「まとめて割」の併用はできません。
通常 | まとめて割り | まとめて割り(+オプションパック) | 備考 | |
基本料金 | 1、078円 | 1、078円 | 1、078円 | |
オプションパック | ー | ー | 308円 | 番号通知や転送サービスなど2つ選択可能 |
スタート割 | -528 円 | ー | ー | 1年間のみ |
まとめて割 | ー | -528円 | -528円 | ワイモバイル・ソフトバンク携帯またはソフトバンクAirと併用。期間は永年。 |
合計 | 550円 | 550円 | 858円 |
※2023年3月現在
私はワイモバイルユーザーなので、まとめて割が使えました。
2年くらい前に固定電話を設置しようとして、ずっと使っていなかったSHARPの電話機器があったので、それを接続しています。
なお、通話量樹は以下のとおりです。
種類 | 通話料(円) | 備考 |
他社固定電話 | 8.8円 | 3分あたり |
他社携帯 | 17.6円 | 1分あたり |
Softbank携帯 | 無料 | |
ホワイト光電話、おうちのでんわ、BBフォン | 無料 |
他社携帯電話への通話料が高いですが、私の場合は、このパターンはあまりないため、問題にならないと考えました。
Softbank「おうちのでんわ」のデメリット
今のところ、特に問題なく使えていますが、
設置場所や地域によっては、電波が弱くなり、接続が不安定になる可能性があります。
うちの場合も、使用可能エリア内ですがときどき電波が弱い表示になります。
ソフトバンクは窓際への設置を推奨していますが置き場所を変えても同じでした。
しかし、この状態でも通話はできており、とりあえず接続自体は問題なそさうです。
また、でんわユニットは買取りになり、36回払い(月額474円)となりますが、36カ月間、474円の月割りの割引があるため、相殺されて実質0円です。
しかし、解約しても、残債が残るため、少なくとも3年間は使用しないと、でんわユニット分マイナスになってしまいます。
実質的な3年しばりと言えます。
そういう意味でも、契約時にはあらかじめ使用可能なエリアか確認するとともに、実際に使ってみて電波などに不具合があれば、クリーリングオフの期間内に速やかに契約解除した方がいいと思います。
また、停電時は使うことはできませんが、携帯電話があれば問題ないと思います。
私が個人的に不満に思った点としては、オプションパックの転送サービスを利用していると、
固定電話にワンコールもなく、即、スマホに転送されてしまうことでした。
転送サービスの設定中は全て私のスマホにかかってきてしまいます。
状況に応じて、設定、解除すれば問題ありませんが、数コールして、でなければ、転送されるしくみだと、ずっと転送設定しておけるので、よりいいと思いました。
早速、サイトへ掲載
農園ホームページやグーグルマップへ掲載
早速、ホームページやグーグルマップ(Googleビジネスプロフィール)へ掲載しました。
電話番号があると、連絡をとりたい側もなんとなく安心感があるかもしれません。
WEBサイトで電話番号の発信へのリンクを貼るには
スマホで、ホームページなどのサイトに記載されている電話番号から、電話を発信できるのを見たことがありませんか?
WordPressで作成したサイトでも簡単に設定することができます。
通常のリンクを挿入する機能で、URLを入力する欄に「tel:+(ハイフンを除いた電話番号」を入力するだけです。
スマホでホームページからお客様が打ち直すことなくスムーズに連絡ができます。
まとめ
今のところ、ソフトバンクの「おうちのでんわ」は概ね満足しています。
●月額料金が安い(550円~)
●契約から利用開始が早い(最短当日)
●設置が簡単
●エリアによっては電波が弱い可能性
●3年以内に解約すると「でんわユニット」の残債が残り、実質3年縛りになる。
●停電時は使えない
●転送サービスの設定中は固定電話にはコールがなく、即、携帯電話などに転送されてしまう。
まだ、導入したばかりなので、何か見落としていることもあるかもしれませんので、
引き続き、レビューをしていきたいと思います。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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