脱サラ、元地方公務員、最近まで某農業法人にてブルーベリーの栽培をやっておりました、そして今は起業し、自分のブルーベリー農園づくりを進めています、かんざきたつや(@ttykanz)、36歳です。
農業を目指した理由、脱サラの経緯、やりたい農園のコンセプトなどは、下記のプロフィールページ又は、下記リンクご覧頂けるとうれしいです。
長野県安曇野市にて、もうちょっとで農地が決まります。
ご協力いただいております関係者の方々、本当に本当にありがとうございます。
こうご期待☆
ブログを開設して、この投稿で100記事に達しました。
これまで読んだ頂いた方々、本当ありがとうございます。
今回は、私が農業法人を辞めてから、4ヵ月ほどたちますので、
これまでを振り返ってみたいと思います。
脱サラしてからこれまでの道のり
退職してからの不安と葛藤
お金のこと
13年間地方公務員をやっていて、そのあと、農業法人に就職したのですが、
いずれにしてもサラリーマンでした。
給料日には一定の給与が支払われる生活を長く続けていたため、
これからはフリーランスでやっていくと決めてからも
思考パターンはサラリーマンのままだったので、
実はお金の不安は、常にありました。
貯金をして、しばらくは大丈夫と言いつつも、
収入より出ていくお金の方が多いという経験自体がほとんどなかったので、
それだけで、お金がなくなるような不安とか、家族への罪悪感などがありました。
今でも、ちょっとしたきっかけで、不安が顔を出すことはありますが、
「ここ数年のトータルで、黒字化する。」という思考に少しずつ、切り替えができています。
家族のこと
これまでと生活のペースが変わったため、当初は、戸惑うこともたくさんありましたが、その分、以前より意識して、妻とも話をたくさんするようにしました。
これからの方針に悩んだり、少し不安になったりしたときに落ち込んでいて、妻に怒られることもありました。
しかし、意外だったのは、妻が一番怒っていたのは「お金はとりあえずなんとかなるから、もっと楽しいそうにやってほしい」ということでした。
「神だこの人・・・!」
妻の凄さやありがたさに感謝してもしきれません。
現状で十分な収入を稼ぎ切れていない自分は、価値がないように思いこんで、無駄に責任感を背負いすぎていたことにも気がつくことができました。
同時に、妻は我が家という共同事業を協力して運営していく大切なパートナーだという、ごく当たり前のことに気がつくことができ、
同じく起業し、フリーランスの仕事をしている妻をより応援できるようになりました。
こどもたちは、一緒にいられる時間が、サラリーマン時代よりかなり増えましたので、単純によろこんでくれていますが、
子どもたちに自分の好きな仕事で生きていけることを見せたいという思いがあるので、これから、もっともっとそういう姿を見せたいと思います。
すごしたい日々、つくりたい農園の姿がよりはっきりした
すごしたい日々
自分が納得いく方法で大切に育てた作物を介して、家族やお客さんなど大切な人たちと時間を共有したい。
そういうこと大切にして、できれば生涯現役でずっと楽しんで生きる。
そういう日々をすごすにはどうすればいいのかを考えていこう。
何となく、自分の中で、大切にするものの軸ができたように思います。
農園の姿
「子どもが笑顔になり、家族や大切な人との思い出づくりをそっとお手伝いできるような農園」をつくりたい。
そして、摘み取り(収穫)という体験から「自然や生き物の営みを感じられる場所づくり」をしたいと思っています。
当初、栽培方法なども、効率や品質等が安定する施設栽培をメインに考えていました。
ブルーベリーの「ど根性栽培」を提唱するエザワフルーツランドの江澤貞雄氏にお話を聞くことができ、農園を拝見し、より自然の力を活かした農法であると確信しました。
以前働いていた農業法人では施設栽培をメインに仕事をしていましたが、
ブルーベリーの潜在能力を発揮させる「ど根性栽培」による栽培に魅力を感じ、こちらを採用することにしました。
ブログによるアウトプットの楽しさを知る
農業法人に転職した当初からブログを書いていましたが、
退職してからは、より、しっかりと発信するようになりました。
もともとは、同じような境遇の人たちに情報提供できればといったことメインに考えていましたが、
アウトプットにより自分の思考の整理や学んだことを深められる、といった発見もすることができました。
また、ブログ作成にともなう、ライティングスキルなどを学んだり、
SEO(検索エンジン最適化)対策やHTMLなど、今後のブルーベリー農園のWEB集客などにも役に立つ知識なども学ぶことができました。
ありがいことに、広告収入などにより、わずかではありますが、収益も頂くことができました。
若手農家の方とのつながりができた
知人の紹介で、若手農家の方とのつながりができ、勉強会や研修会にお誘い頂く機会をいただきました。
なかなか聞けない現場の声やアドバイス、貴重な研修の機会を頂き、ありがたいです。
今後とも、つながりを大切にしていきたいです。
農地がほぼ決まる
友人などに、農地の相談をし、候補地を紹介して頂いたり、
農業委員会で候補地を紹介していただいたりと、
様々な方の助けをかりて、農地が決まりそうです。
耕作者の方の都合などで少し待っていますが、農地のめどが立ってきたので、
本当にありがたいと思っています。
久しぶりに連絡をして、突然の相談だったにもかかわらず、
農地の候補地探しに尽力してくれた友人たちにも本当に感謝しています。
これからの展望
農地が正式に決まり次第、
エザワフルーツランドから「ど根性栽培苗」を購入させて頂き、
スムーズにいけば今春にもラビットアイ系の品種を350本ほど植え付けをしたいと思っています。
摘み取り園の施設なども、徐々に整備し、基盤を少しずつ固めていきたいと思っています。
まだまだ不安になることも正直あるのですが、
なかなか進んでいないような気がしてあせることもありますが、
よくよく考えてみると、この4ヵ月で得られたものは実はたくさんあったと思い、感謝で一杯です。
これからさらに楽しみです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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